仲代達矢のもうろくジジイぶりが素晴らしい『春との旅』

春との旅

12月7日(月)、有楽町にて、『春との旅』のマスコミ向け完成披露試写会が行われ、主演の仲代達矢(76)、徳永えり(21)、淡島千景(85)、美保純(49)、小林政広監督(55)が登壇した。
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2009/12/09 5:00


豪傑・角川春樹の12年ぶりの新作『笑う警官』

笑う警官

11月14日(土)、丸の内TOEIにて、『笑う警官』の初日舞台挨拶が行われ、大森南朋、松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢、監督の角川春樹、原作の佐々木讓が登壇した。

『笑う警官』は角川春樹が12年ぶりにメガホンを取った作品。角川は「クランクインの三週間前に突然監督と脚本が変わってやることになった。クランクインが不可能と言われていた作品でしたが、その分、一気呵成に撮り上げた。鑑賞に堪えられるものができるかという責任はあったが、原作者を納得させる映画を撮るんだという気持ちで撮り続けた」と挨拶。原作者の佐々木から「最後のどんでん返しに驚いた」と太鼓判をもらっていた。
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2009/11/23 14:35


エメリッヒがまたまた世界の滅亡を描く『2012』

2012

ローランド・エメリッヒ監督(54)の最新作『2012』が公開中だ。3年後の世界の終わりを描いたディザスター映画(古い言い方で言うならパニック映画か)。エメリッヒ監督は『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』など、地球規模のスケールで描く作品が多く、すっかりディザスター映画の巨匠という肩書きが板についた。ともかく『インデペンデンス・デイ』を初めて見た時の衝撃といったら。あの宇宙船のなんたるバカでかさ。あの宇宙船ばかりは今見ても全く古さを感じさせない。僕個人的にはエメリッヒといったら、ウォルフガング・ペーターゼンの路線を更に膨らましたような監督だと勝手に思っているけど、これほどスケールの大きいものを描ける監督は他にはいない。
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2009/11/22 23:02


諏訪敦彦の新作『ユキとニナ』はフランスの俳優と共同監督

ユキとニナ

1月23日(土)より、『ユキとニナ』が公開される。これは日本とフランスを舞台に、国際的に高い評価を受けている諏訪敦彦監督(49)と、フランスの名優イポリット・ジラルド(54)が共同監督して作り上げた日仏合作映画である。フランス人の父と日本人の母を持つユキが、両親の離婚を止めようと、親友のニナと一緒に奔走する姿を自由な作風で描出し、カンヌ国際映画祭でも紹介された話題作だ。
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2009/11/22 22:37


頭脳警察、鈴木慶一、あがた森魚、夢の顔合わせ

あがた森魚、PANTA、鈴木慶一

更新の遅さ、記事の少なさでは多分業界最悪ではないかと思うシネマガですが、いや本当に申し訳ない。その分、ネタのユニークさにこだわりたいと思ってまして、だいぶ前の話で恐縮ではありますが、11月11日(水)、渋谷であった『ドキュメンタリー頭脳警察』のイベントについて紹介したいと思います。

『ドキュメンタリー頭脳警察』は、読んで字の如く、まさに頭脳警察のドキュメンタリーになっています。頭脳警察は69年に結成されたバンド。学生運動の時代、72年にアルバムデビューしましたが、歌詞の過激さから発売禁止処分になり幻の名盤に。ステージパフォーマンスは数々の伝説を生み、反体制バンドの代名詞となりました。ロック好きの人なら、誰もが知っているバンドです。このバンドについて、なんと3部構成5時間14分語りつくすドキュメンタリーがこの映画。『フライング・ラビッツ』、『感染列島』の瀬々敬久監督がメガホンを取りました。ドキュメンタリーにしては珍しくメジャー系監督による作品で、こだわりを感じさせます。
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2009/11/22 22:13


『ニュー・ムーン/トワイライト・サーガ』に出ているロブ様って誰?

ロバート・パティンソンとクリス・ワイツ監督

先週は、すごいスターが来たものである。11月3日にブラッド・ピットが来日して大いに話題を呼んだが、同じ日に、実はブラピを超える人気スターが品川でファンイベントを行っていた。ロバート・パティンソン(23)、その人だ。日本ではロブ様と呼ばれて親しまれているらしいが、今回はこの俳優を知らない人のために、ちょっとスポットを当ててみよう。
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2009/11/10 0:23


タランティーノのエッセンスが凝縮『イングロリアス・バスターズ』

『イングロリアス・バスターズ』ジャパンプレミアにて

クエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』を見た。これは今年一番の傑作候補かもしれない。タランティーノの待ちに待った新作の登場である。

思えば『キル・ビル』がヒットしていた頃、「次回作はブラッド・ピット主演」というニュースが流れたとき、本当に夢みたいな組み合わせだと思ったものだ。いったいどんな映画になるのかと心待ちにしていたが、ついに映画は完成。日本でもいよいよ今月20日からの公開が決定した。公開に先駆け、先日東京国際フォーラムで行われたジャパンプレミアには、タランティーノ監督と主演のブラッド・ピット、ヒロインのメラニー・ロランと、日本在住で映画にも少し出ているジュリー・ドレフュスが来場した。
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2009/11/08 23:31


『華鬼 三部作』舞台挨拶の最長記録樹立か

華鬼

11月7日(土)、お台場にて、『華鬼 三部作』の完成披露試写会が行われ、出演者の荒木宏文(26)、逢沢りな(18)、細貝圭(25)、村井良大(21)、加護亜依(21)、渡辺大輔(27)、三浦力(26)、栩原楽人(とちはららくと・20)、監督の寺内康太郎(34)、主題歌の+Plusが登壇した。

『華鬼 三部作』の原作は、「IQ84」、「アマルフィ」に次ぐ週間売上ランキング3位を記録した超話題作。累計25万部突破の大人気PC小説を三部作で映像化した。ちょうど巷では『沈まぬ太陽』が途中休憩があるほどの長尺映画として話題になっているが、そんなの目じゃないぜと、『華鬼 三部作』の完成披露試写会のコンテンツは半端じゃなかった。お台場シネマメディアージュの1番スクリーンを丸一日借リ切って、三部作を一挙上映し、途中に3回も休憩を入れるという業界仰天のスケール。通常ならば15分で終わる舞台挨拶も、この日はなんと1時間もやってくれて、ただ舞台挨拶の4文字で片付けるにはあまりにも惜しい感じであった。くじ引で観客にポスターをプレゼントするなど会場の観客とステージの俳優たちの距離感も縮まり、どちらかというとファンミーティングに近い乗りだったと思う。紛れもなくシネマガが取材した中でも過去最長の舞台挨拶であった。
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2009/11/08 9:22


川島海荷15歳『携帯彼氏』で初主演

携帯彼氏

10月25日(土)、新宿にて『携帯彼氏』が公開され、出演の川島海荷(15)、朝倉あき(18)、石黒英雄(20)、監督の船曳真珠(27)が初日舞台挨拶を行った。

『携帯彼氏』はタイトルから恋愛映画を想像しがちだが、そうかと思いきや、はらはらどきどきのサスペンス映画になっている。女性監督の船曳が携帯小説を元に映画化した。
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2009/10/24 21:49


カリスマデザイナー、トム・フォードは映画を語らず

トム・フォード

10月19日(月)、トム・フォードが『シングル・マン』を引っ提げて来日。六本木で行われている東京国際映画祭のティーチインに立った。

『シングル・マン』はイヴ・サン・ローラン、グッチなどを手がけてきたファッションデザイナー、トム・フォードが監督として映画の世界に挑んだ意欲作。コリン・ファース、ジュリアン・ムーアが出演しており、ベネチア映画祭ではコリン・ファースに主演男優賞をもたらした。
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2009/10/20 23:53


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