カテゴリー:完成披露試写

『華鬼 三部作』舞台挨拶の最長記録樹立か

華鬼

11月7日(土)、お台場にて、『華鬼 三部作』の完成披露試写会が行われ、出演者の荒木宏文(26)、逢沢りな(18)、細貝圭(25)、村井良大(21)、加護亜依(21)、渡辺大輔(27)、三浦力(26)、栩原楽人(とちはららくと・20)、監督の寺内康太郎(34)、主題歌の+Plusが登壇した。

『華鬼 三部作』の原作は、「IQ84」、「アマルフィ」に次ぐ週間売上ランキング3位を記録した超話題作。累計25万部突破の大人気PC小説を三部作で映像化した。ちょうど巷では『沈まぬ太陽』が途中休憩があるほどの長尺映画として話題になっているが、そんなの目じゃないぜと、『華鬼 三部作』の完成披露試写会のコンテンツは半端じゃなかった。お台場シネマメディアージュの1番スクリーンを丸一日借リ切って、三部作を一挙上映し、途中に3回も休憩を入れるという業界仰天のスケール。通常ならば15分で終わる舞台挨拶も、この日はなんと1時間もやってくれて、ただ舞台挨拶の4文字で片付けるにはあまりにも惜しい感じであった。くじ引で観客にポスターをプレゼントするなど会場の観客とステージの俳優たちの距離感も縮まり、どちらかというとファンミーティングに近い乗りだったと思う。紛れもなくシネマガが取材した中でも過去最長の舞台挨拶であった。
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2009/11/08 9:22


小池徹平『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』このタイトルに偽りなし

ブラック会社

9月14日(月)、豊洲にて、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の業界向けの完成披露試写会が行われ、佐藤祐市監督(47)、小池徹平(23)、マイコ(24)、田中圭(25)、品川祐(37)、中村靖日(36)、千葉雅子(47)、田辺誠一(40)が登壇した。

タイトルだけでこんなにも見たくなる映画って、そうないと思う。まさに今の時代にぴったりのタイトルではないだろうか。集まった記者たちも「うちの会社もブラックだからこの映画の内容は気になる」などと話していたものである。リーマンショック以降、残業代カット、派遣切りなど、この世知辛いご時世では、誰にでも思い当たるところはあるのではないかと思う。だからこそこの映画には心に強く訴えるものがあるのではないか。
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2009/09/15 20:13


武田真治の無邪気な魅力『今日からヒットマン』

今日からヒットマン

9月14日(月)、汐留にて、『今日からヒットマン』の完成披露試写会が行われ、主演の武田真治(36)と森下悠里(24)、監督の横井健司(42)が登壇した。

『今日からヒットマン』は、ごく普通のサラリーマンが、ある日ひょんなことからヒットマンになるアクションエンタテイメント。殺されるかどうかという状況下で突然会社の上司から電話がかかってくるなど、表と裏の社会で二重生活を送る様がユーモラスに描かれる。
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2009/09/15 19:38


『プール』 映画にもリラクゼーション効果がある

『プール』完成披露試写より

今週末から全国公開される『プール』という映画を見た。「映画にもリラクゼーションのような効果があるんだなあ」と、そう思った作品である。

全編タイのチェンマイという町を舞台に描いている。登場人物は5人で、そのうち4人は日本人。タイに暮らす日本人の姿を、ありのまま描き出したような映画である。加瀬亮も伽奈も、ごく普通な感じがすごく良い。
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2009/09/11 3:14


人気コミック『湾岸ミッドナイト』が実写映画化

湾岸ミッドナイト

8月24日(月)、九段会館にて、『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』の完成披露試写会が行われ、D-BOYSの中村優一(21)、小林涼子(19)、加藤和樹(24)、RUN&GUNの米原幸佑(23)、バッドボーイズの佐田正樹(31)、松本莉緒(26)、室賀厚監督(45)、主題歌のDreamが登壇した。

『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』は、1700万部を突破した大人気コミックの映画化作品。それまでテレビゲームやアニメなど、さまざまな形で出た人気作が満を持して実写映画化となった。フェアレディZ、スカイラインGT-R、ポルシェ911ターボ、フェラーリF355、男なら一度は憧れた名車たちが激しいカー・バトルを繰り広げるドラマだ。
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2009/08/26 3:23


川嶋あいにとって8月は最も大切な月

『8月のシンフォニー』完成披露試写より

8月11日(火)、六本木にて、『8月のシンフォニー』の完成披露試写会が行われ、西澤昭男監督(67)と原作者の川嶋あい(23)が登壇した。

『8月のシンフォニー』は、WAOグループ会長の西澤昭男が手がけるアニメーション映画の第3弾。西澤会長は以前から監督業に興味を持っていて、60歳間近になったころからアニメーションの制作会社を設立して、自分で監督作を発表するようになった。3年に一本ずつ、10年で3本を作ろうと決めて取りかかり、すでに発表した2作品はいずれも外国の映画祭でグランプリに選ばれている。『8月のシンフォニー』は西澤監督の3本目、つまり西澤会長にとっては恐らく最後となるアニメーション映画ということになる。

西澤監督はもともとは実写の監督を志望していたので、アニメーション映画を作るときも、気持ちは実写映画のそれと同じ。子供に媚びない映画を作ることを目指したという。
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2009/08/13 4:37


森田芳光監督13年ぶりの新作、小雪の初主演作『わたし出すわ』

『わたし出すわ』完成披露試写会より

7月22日(水)、新宿にて、『わたし出すわ』の完成披露試写会があり、森田芳光監督(59)、小雪(32)、黒谷友香(33)、井坂俊哉(30)、山中崇(31)、小澤征悦(35)、小池栄子(28)が登壇した。

本作は、意外にも小雪にとっては初となる単独主演作品。さらに鬼才・森田芳光にとっては『(ハル)』以来13年ぶりとなるオリジナル作品である。このところ森田監督は原作ものやリメイクものが続いていたので、久しぶりに僕もオリジナルの新作を見てみたいと思っていたところだった。断じてポロリを期待していたわけではないが、このタイトルからして興味津々。この映画をこの場で批評する機会に恵まれたことを僕は嬉しく思う。完成披露試写にわざわざ招いてくれたアスミック・エース関係者に感謝したい。
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2009/07/25 5:45


セーラー服VSゾンビ集団『山形スクリーム』

『山形スクリーム』完成披露試写会にて

7月23日(木)、有楽町にて、『山形スクリーム』の完成披露試写会があり、監督の竹中直人(53)、出演の成海璃子(16)、AKIRA(27)、マイコ(24)、沢村一樹(42)、音楽担当の栗コーダーカルテットが登壇した。

『山形スクリーム』は、竹中直人が仕掛ける”ドホラー映画”。役者としてのイメージが強い竹中だが、監督としてのキャリアは実に30年以上あり、これまでに発表した作品は商業映画のデビュー作『無能の人』はじめ、国外での評価も高い。竹中は家にレーザーディスクだけでも何千枚も所有しているほどの無類の映画好きだというが、『山形スクリーム』はそんな竹中の”映画愛”にあふれた一本になっている。
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2009/07/25 1:26


『サマーウォーズ』期待の若手、桜庭ななみに注目!

サマーウォーズ

7月7日(火)、新宿にて『サマーウォーズ』の完成披露試写会が行われ、神木隆之介(16)、桜庭ななみ(16)、富司純子(63)、細田守監督(41)が登壇した。

作品紹介というものは実際に見てから書くべきものだと思っているが、残念ながら僕はまだこの作品を見ていないので、内容については推測の形で書かせてもらうことをご了承願いたい。後日、映画を見てからまた改めて詳しく見どころを語っていきたいと思う。
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2009/07/10 2:13


『パンドラの匣』太宰治生誕100周年レースの大本命

染谷将太

【東京テアトル】6月16日(火)、渋谷にて、『パンドラの匣』の完成披露試写会が行われ、主演の染谷将太、共演の川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、杉山彦々、音楽を担当した菊地成孔、監督の冨永昌敬が登壇した。

『パンドラの匣』は太宰治の原作を映画化したもの。終戦直後、<健康道場>なる療養所にやってきた結核患者の姿をユーモラスに描いた文芸大作だ。この原作は太宰治の作品の中でも最もポップな作品といわれている。
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2009/06/17 23:49


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