カテゴリー:セレモニー

第36回日本アカデミー賞 テレビ局陰謀説は本当か?

日本アカデミー賞

3月8日(金)、品川にて第36回日本アカデミー賞の授賞式が行われた。年に一度、日本一の映画を決める日本最大の映画イベントである。

今年、この映画賞を見事制したのは『桐島、部活やめるってよ』(監督・吉田大八)だった。『桐島、部活やめるってよ』は日本テレビ放送網が製作した作品である。

日本アカデミー賞のテレビ放送局は日本テレビということもあり、マスコミ控室では、授賞式が始まる前から、「日本テレビが入ってるから『桐島』が取るんじゃねえ?」という声がチラホラあった。テレビ局系のメディアの人たちからそんな風に言われてしまうと、もしやテレビ局が裏で何か操作してるのかと一瞬思ってしまうかもしれない。でも、そんなところから賞の行方を予想しちゃって良いのか? まあ、考え方は人それぞれだから、そういう予想の仕方もアリだとは思うけど・・・。
...続きを読む

2013/03/11 1:24


第55回グラミー賞 アルバム賞をマムフォード&サンズが受賞

BABEL

世界最大の音楽賞、第55回グラミー賞授賞式が2月10日(日)ロサンゼルスで開催され、米ロック・バンド「ファン.」が新人賞と年間最優秀楽曲賞を受賞、英ロック・バンド「マムフォード&サンズ」が年間最優秀アルバム賞を受賞、豪シンガー・ソングライターの「ゴティエ」が年間最優秀レコード賞を受賞した。今年はひとつのアーティストが各賞を総なめする形ではなく、複数のアーティストが賞を分け合った形になった。
...続きを読む

2013/02/11 19:25


葛飾柴又寅さん記念館が拡張 山田洋次ミュージアムオープン

寅さん記念館

12月15日(土)、「山田洋次ミュージアム」オープン・「寅さん記念館」リニューアルの記念式典が行われ、山田洋次監督らがテープカットを行った。

「寅さん記念館」には、今回新たにタコ社長の朝日印刷所が増設されてリニューアルした。新たにオープンした「山田洋次ミュージアム」は「寅さん記念館」の隣にあり入場券は共通。”フィルムよさらば”がコンセプトで、山田洋次監督作品の35ミリフィルムと映写機などが展示されてあり、監督のこれまでの歩みをたどれる内容になっている。山田洋次の監督デビュー50周年記念作品にして81本目の作品となる『東京家族』(2013年1月19日[土]公開)の公開にも合わせてのオープンであり、式典には同作キャストの橋爪功、吉行和子も参加した。山田洋次らはこの式典の後、ミュージアムを見学し、囲み取材に応じた。
...続きを読む

2012/12/17 4:30


第25回東京国際映画祭開幕

前田敦子

10月20日(土)より、六本木ヒルズにて第25回東京国際映画祭が開幕。国内外から参加した200人以上の映画監督・プロデューサー・俳優がグリーンカーペットを歩いた。会場には6000人の観客が訪れ、300社を超えるメディアが取材した。
...続きを読む

2012/10/22 4:53


『青木ヶ原』フィルムの時代は終わったと痛感

『青木ヶ原』

7月14日(土)、埼玉県川口市にて、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012が開幕され、石原慎太郎原作の映画『青木ヶ原』がオープニング上映された。上映前には出演者の前田亜季(27)、矢柴俊博(41)、監督の新城卓(68)が舞台挨拶に立った。
...続きを読む

2012/07/17 0:43


ショートショート 今年のグランプリは日本人女性

ショートショート

6月24日(日)、明治神宮で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」のアワードセレモニーに行って来た。14年前に産声をあげ、同映画祭の授賞式が東京で開催されるようになってから今年で9年目となる。筆者がこの授賞式を取材するのは今年で4年目になるが、毎回この取材が終わったときには、何か良いものをみたような、大きな感動をもらって帰るのである。
...続きを読む

2012/06/26 0:03


日本アカデミー賞授賞式『八日目の蝉』井上真央と永作博美がダブル受賞

井上真央、永作博美

3月2日(金)グランドプリンスホテル新高輪にて、第35回日本アカデミー賞授賞式が行われた。最優秀作品賞には『八日目の蝉』が選ばれ、主演女優賞(井上真央)、助演女優賞(永作博美)、監督賞(成島出)など全10部門で最優秀賞に選ばれた。週刊シネママガジンでは、授賞式の模様をマスコミ側の視点からレポートしながら、映画ファンなりの楽しみ方について書きたいと思う。
...続きを読む

2012/03/04 0:39


第24回東京国際映画祭レポート

第24回東京国際映画祭が10月30日に閉幕した。コンペティション部門で上映された作品は15本。その中で、同映画祭最高の栄誉である「東京 サクラ グランプリ」にはエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュの共同監督によるフランス映画『最強のふたり』が選ばれた。『最強のふたり』は主演のフランソワ・クリュゼとオマール・シーが最優秀男優賞をダブル受賞した。「日本は私にとって特別な場所になりました。必ず、日本へ行って自分の手でこの賞をいただきに行きます」とのフランソワ・クリュゼから届いたメッセージが読み上げられた。

最優秀女優賞はアイルランド映画『アルバート・ノッブス』のグレン・クローズが受賞。クローズは別の映画の撮影中だったのにも関わらず、ビデオメッセージを映画祭に送り、「そこにいられたらと思っています」と喜びを伝えていた。
...続きを読む

2011/10/31 4:40


東京国際映画祭に野田首相が出席 日本の力を今こそ世界に示すとき

野田首相

第24回東京国際映画祭が開幕した。24年続いている同映画祭だが、今年は開催する意味が例年とはちょっとばかり違う。今年は3.11、東北大地震で日本が未曾有の危機に瀕した年である。それに伴い、大規模な計画停電などにより関東圏の機能も停止した。中でも福島原発の風評被害はひどく、それは映画業界にも及び、3.11以後、ぴたりと映画スターが来日しなくなった。ハリウッドでは日本に行くと名前に傷がつくとまで言われたほどで、ずいぶんと映画業界も寂しくなっていた。そんな中で、日本人の力を見せてやれと、女子サッカーなど、スポーツ界で日本勢は目覚ましい活躍をしてくれた。日本人のこの強さは世界が賞賛した。

東京国際映画祭は、アジア最大規模の映画祭で、毎年ハリウッドや世界各国から多くの映画人が来日する賑やかなイベントであるが、3.11以後、ほとんど外国からのゲストが途絶えてしまった今、果たして海外の映画スターがこの映画祭のために来てくれるのかという問題に直面していた。
...続きを読む

2011/10/24 2:27


ショートショート2011 スイス人監督がグランプリを受賞して嬉しさのあまり通訳にハグ

ニコラス・シュタイナー

6月26日(日)明治神宮会館にて、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」のアワードセレモニーが開催された。今年のグランプリにドイツ・スイス合作の『ヘルムートの誕生日』(監督ニコラス・シュタイナー)が選ばれた。
...続きを読む

2011/06/27 4:48


1 2 3