第25回東京国際映画祭開幕

前田敦子

上戸彩、アンドリュー・アダムソン

10月20日(土)より、六本木ヒルズにて第25回東京国際映画祭が開幕。国内外から参加した200人以上の映画監督・プロデューサー・俳優がグリーンカーペットを歩いた。会場には6000人の観客が訪れ、300社を超えるメディアが取材した。

今年のアンバサダーは前田敦子が務める。前田はグリーンカーペットでサインをするなど、たっぷりとファンサービスを楽しむと、「こんなに歓迎されるとは思ってませんでした」と感激していた。

公式オープニングには、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が特別招待作品として上映され、グリーンカーペットにはアンドリュー・アダムソン監督と作品ナビゲーターの上戸彩が登場した。

グリーンカーペットを歩いた枝野幸男経済産業大臣は、「東京国際映画祭。たくさんの皆さんにこういやってグリーンカーペット囲んで盛り上げていただいて本当にありがとうございます。映画を中心として日本の文化というのは世界の国々から高く評価されていますし、すごい潜在力があります。でもまだまだその力が発揮しきれていないかなと思っています。経済産業省はそういうことをしっかりと応援をしていこうと思いました。まず日本の国内で多くの日本の皆さんが日本の映画をたくさん見て抱いて、どんどん盛り上げていただいて、その力で日本の映画を世界へと発揮をしていただければいいなと思っています。そこへつなげていくひとつの大きなステップとして、今年の東京国際映画祭も皆さんの応援で成功に終わることを祈っております」とスピーチした。

日中関係が悪化している中での開催となったが、コンペティション部門に出品している中国映画『風水』について、中国メディアが上映を拒否すると報していたが、映画祭側は「出品者サイドから正式な連絡を一切受けていないため上映予定に変更はない」としている。22日には同作品の監督・キャストがティーチインを行う予定だったが、21日になって急きょ来日をキャンセルしている。

日本映画は『黒い四角』(全編北京語)、『フラッシュバックメモリーズ3D』の2作品がコンペティション部門に出品しており、15作品の中から最高賞の東京サクラグランプリを争う。今年の審査員長は数々のB級映画を手がけてきたロジャー・コーマン。映画祭は28日まで。

シルク・ドゥ・ソレイユ3D

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2012/10/22 4:53

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