The Dark Knight
2008/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画
出演:クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン アーロン・エッカート マギー・ギレンホール モーガン・フリーマン
監督:クリストファー・ノーラン
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
闇の騎士 [90点] [参考:2]
このレビューはネタバレを含みます
T・バートン版のバッドマンもダークでしたが、C・ノーラン版は更にダークで悲壮です。
特筆すべきは宿敵ジョーカーがこれまでのTVや映画の中で演じられたどのジョーカーよりも最強(狂)最悪の存在で、ヒース・レジャー渾身の演技が光ります。
152分と長尺ながら全く長さを感じさせない展開で話は進みますが、前作を観ていないと登場人物の関係など分かりにくい点も多いので、これから観に行かれる方には「バッドマンビギンズ」を観ておくことをお薦めします。
T・バートン版も観ておくと両者の違いが比較できてより楽しめると思います。
以下ネタバレです。
本作にはサプライズが2つあります。
1つ目はブルースの幼なじみレイチェルの非業の死です。まさかバッドマンが愛する女性を助けられないとは予想もしませんでした。(C・ノーラン恐るべし。)
2つ目は予告編等では全く触れられていなかった第2の宿敵「トゥーフェイス」の出現です。
光の騎士と称えられながらゴッサムシティを守るハーベイ・デント検事が、ジョーカーの陰謀で正義に絶望し「トゥーフェイス」となっていく過程は目が離せません。
市民の希望ハーベイ・デント検事が「トゥーフェイス」となったことが露見すると市民が受ける絶望感が計り知れないと考えたブルースは、「トゥーフェイス」を倒し、彼が犯した罪を引き受け警察からも追われる立場を選択します。
この映画のタイトル「ダークナイト」の意味はここにあり、バッドマンが正義のために自らを犠牲にして闇の騎士として生きることを決意した、男の業を感じさせられる作品です。
2008/08/16 10:01 (2009/11/07 06:32修正)
kira
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