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崖の上のポニョ

2008/日本/東宝/101分
出演:山口智子 長嶋一茂 天海祐希 所ジョージ 土井洋輝 奈良柚莉愛 
監督:宮崎駿

偏差値:55.8 レビューを書く

ぽにょとそうすけのやり取りがおもしろい [70点]

ぽにょの純真無垢な感じがたまらなくかわいい。
嵐の海の中を走るぽにょの姿が、本当にそうすけのところに来て嬉しいんだな~というのがよく分かる。
???な疑問が残る点がいくつかある(ぽにょのお父さんはフジモトさん?)けど、そうすけとぽにょの二人のほんわかした感じが、見ていて幸せな気持ちになりました。

2011/05/23 11:52

ちあき55033

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子供には良いと思う [50点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
キャラクターは可愛いし、水の表現も綺麗で、映像としては楽しめた。
でも、物語にはあまり共感出来なかった。
嵐の中、車に子供を乗せているのに強引な運転をしたり、家に子供を置いていく母親って、どうなのか。
あとポニョの父親の声が聞き取りづらい。ジブリ作品はキャラクターの声に俳優を起用しているけど、やっぱり声優の方が聞きやすいと思う。

2010/04/21 07:54

and M

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子供と楽しめました(*^_^*) [90点]

初めて映画館で子供と見た映画です。子供も大人しく見てくれて、とても楽しそうでした。私も楽しんで見れました(*^_^*)

2010/02/21 21:24

チャチャ☆彡

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恐い映画だ・・・ [20点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
恐い映画です!!理性を取っ払い、本能だけで観ようとしたけど・・・見事に沈没。


設定としては『デイアフタートゥモロー』『ディープインパクト』と差して変わらないと思う。災害の原因が隕石か魔法かの違いだけ。

しかしである、災害後の人々のリアクションが決定的に違う。かつて『もののけ姫』のキャッチ「生きろ。」という世界にはそこにはなく、皆が他人事。災害訓練ですか?とつい聞きたくなってしまう。さらに運良く助かった老人たちにも子や孫はいるだろう。しかしその人たちの安否はお構いナシで、他人の子供と元人面魚に一喜一憂してしまうのである。

確かにアニメはなんでもありだ。惑星をぶっ壊すなんてのは当たり前にあるし、波の上を走っても、最近ワンパターンの魔法も大いに結構。しかしながら、愛とか正義とか礼儀とかの感情的なところは現実の世界に沿ったり、理想だったりする場合がほとんどではなかろうか。

この映画はその辺のところまでブッ飛んでいるのだ。親を呼び捨てにしても誰もツッコミを入れない。5歳にして縁組を交わされ、「戦国時代か!」と誰もツッこまず、拍手喝采。今の日本の常識感というのかな?。それをすべて根底から否定しているこの映画に、自分の考えや知識を否定されているようでただただ恐怖を覚えた。


ジブリ内でこの内容にツッコミを入れたスタッフはいるのだろうか?(せめて父ちゃん母ちゃんにしましょうよ、とか)もしいなければ、それこそ現実の恐怖である。

2010/02/21 12:34

うえすてぃ

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ぽにょぽにょぽにょ。 [67点]

※ネタバレを含むレビューです。
時間が余って、近くの映画館でぽにょ~っと観てきました。

宮崎作品といえば、「もののけ姫」が最後ですかねー。とりあえず、色々と人気が割れているのでどうなのかな~っと思って観てきました。

なんていうのか、今回の宮崎作品は特に丸くなかったな~っという印象でしたね。確かに、意見が割れるのは納得という感じでした(笑)

あと、これは「河童のクゥ」のレビューでも書きましたけど、この作品でも山と谷のバランスが少し悪かったかな~っと思いました。いや、逆にそれを売りにしているのかもしれませんけど、私的には「クゥ」と同じ感じがしました。

細かいブラックボックスに対する答えもないですけど、それがなんていうのか童話的というのか、今作は徹底的にそれに徹したんだな~っという作品でした。

2008/09/17 19:49

ころね

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宮崎駿10作目 [91点] [参考:2]

※ネタバレを含むレビューです。
公開してもう7週目ですが、遅ればせながら、やっと見ました。これはいい映画ですね。描いていることが深いし、久しぶりにイマジネーションを刺激させられたので、いい映画体験になりました。

宗介のお母さんの車の運転がいかにもアニメっぽくていいですね。ここで僕は「お、宮崎監督やっとるな」とふっきれたのでその後のシーンは割とすんなり受け入れられました。

やっぱり宮崎アニメの世界観は楽しいですね。描かれている世界のひとつひとつになんだか懐かしさを感じて感動しました。

後半、大部分が海に沈んだ町の映像にゾクゾクしました。それをおもちゃの船で旅するから楽しいですね。僕は九州男児ですが、僕が子供の頃、よく洪水で家が浸水したものですが、それが子供の頃は楽しくて楽しくて。家の中が水浸しになったり停電になったり、町をボートで移動したり、子供の頃の記憶がフラッシュバックして童心に返りました。

僕はトキおばあさんがすごく気に入りました。すごく性格が悪そうなおばあさんでしたが、宗介は全然嫌な顔ひとつせずに一緒に遊んでましたね。ほかのおばあさんがみんなフジモトについていったのに、トキおばあさんだけは「だまされてたまるか」と、宗介を守ろうと立ち上がって、じーんときました。

全体的に無邪気な映画です。それまでの宮崎アニメのどれにも属さない感じで、他の宮崎作品とは比較できませんが、これも愛すべき一本だと思っています。

あと、ポニョが魚から人間になるのですが、その変形の途中経過で、なぜかニワトリかカエルみたいな別物になっちゃうんですけど、キモ可愛くて笑えました。

2008/09/02 23:23

シネマガ管理人

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ポニョは海水魚?、淡水魚? [75点]

どうも下らないことが気になるたちで困ってます。
宗介が「海」で金魚を捕まえたと言ったのは、5歳児だから赤い魚を金魚と思ったんだろうと勝手に納得してたんですが、水道水を入れたバケツ入ったポニョが元気に泳いでたので、ポニョは海水魚なのか淡水魚なのかがずっと気になりながら観てしまいました(笑)

ストーリーは子供向けですが大人でも十分楽しめる作品です。
でも周りの子供たちからは何でこのおっちゃんは一人で観てるの的な目で見られたのにはまいりました。やっぱりレイトショーでこっそり観るべきだったかな。

CGアニメ全盛の時代に手描きのアニメにこだわった宮崎監督には拍手を送りたいですね。
カリオストロの城やナウシカやラピュタと比べるとちょっと絵が雑なような気もしましたが、絵本のような作品なのであえて細かい部分は描かなかったのかもしれませんね。

ただ今回も気になったのは声優陣で、ポニョと宗介の声に違和感はなかったのですが、大人たちの有名俳優の声からは本人の顔が見えてくるのでどうも好きになれません。

いや、顔が見えても役にあった声ならいいんですよ。
アテ方が下手と言うか無理してるなあと思える所が時々あって、ドラマや映画で同時録音できないときは自分の声をちゃんとアテているのに、アニメや洋画の吹替えになるとどことなく素人っぽくなるのは何故なんでしょうかね。

それにしても宮崎監督はどうして本職の声優を使わなくなったのかが不思議です。

2008/08/01 16:50 (2008/08/02 00:19修正)

kira

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動く絵本 [96点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
予想通り、とっても可愛い作品。
ストーリーは今までの中で、一番、シンプルかも。
ポ~ニョ~の♪歌どおり、「魚の女の子が人間の男の子を好きになって人間界にいく」という「人魚姫物語」がモチーフ。

やっぱり宮崎アニメは絵が魅力。
最初から最後までこんなものまで、いきものなのか?と。
とにかく画面がじっとしてない。
アニメならではの、動きがはじけて、はじけ跳びまくっていた。
特に、ポニョが海を走るシーンは凄すぎ!
なんじゃ、あの走りは!!
セリフも主要人物もとっても少ないね。
「アニメはやはり絵でしょう?」てか!
これが宮崎タッチというのだろうか。

わがままなポニョもしっかりものの宗介君も可愛かった。
子どもたちの声も良かったと思う。
宗介君のお母さんが良い~との評判だったが、意外にもポニョのお父さんが、とってもユニークでいい味出てた。
(なぜかアニメの009を思い出した。)
所ジョージの声も良かったぞ!

CGを全く使ってないとのことだが、絵が素朴で愛らしい。
海中も良かったが、海辺の町並がとても丸っこくていいね。
(ジブリ作品て背景で惚れるな。)

2008/07/19 23:19 (2008/09/05 23:11修正)

ちりつも

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