インセプション
Inception
2010/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画
出演:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョセフ・ゴードン・レヴィット マリオン・コティヤール エレン・ペイジ トム・ハーディ ディリープ・ラオ キリアン・マーフィ トム・ベレンジャー マイケル・ケイン
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
美術:ガイ・ヘンドリックス・ディアス
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
http://www.inceptionmovie.jp/
今年一番の作品 [95点] [参考:1]
ここまでの世界観を作り上げる映画にそうは出会えません。独創的なストーリーに、映像美、そして個性的なキャスト。
文句なく今年一番のイチオシでした。
ひとつだけ残念、、、渡辺謙の出演がイマイチ。日本人である必要性があまり感じられないし、アメリカ俳優が演じたほうがストーリーに厚みがでた気がします。
2010/11/27 22:53
yusuke
優しさでおわる [70点]
細かく理解しようとすると、疑問か沢山出てきて難しいので、みたまま話八割位でみると楽しめる。もっとハードボイルドな感じかと思ったが、以外に優しさと愛情の感じられる内容でした。
2010/09/01 11:29
1111
趣味の問題 [55点]
趣味の問題で好きな人は、とことん好きになりそう。自分は、あまり好きにはなれない世界。感情移入が出来にくいシチュエーションなのです。映像は観る価値あります。
2010/08/22 04:42
jazzbowwow
CGはすごいけど・・・ [30点]
※ネタバレを含むレビューです。
CGはスゴイ。その所為でストーリーが曖昧になった感がある。
夢の中では時間の感覚が数倍になる。さらにその中ではさらに数倍になる。って設定もちょっと突っ込みどころ満載。人間の脳の半分以上は普段使用していないというが、じゃあ、それを使ったところで、数倍にしかならない。何百倍も感覚が研ぎ澄まされたりすることは物理的に無理。
結局何がいいたかったのか?
CGコレだけできるよ。すごいでしょ?って位なのかな。
2010/08/18 17:28
さっしぺれれ
とにかくすごいっ! [90点]
ストーリーは、詳しい説明なく自分で状況を追いながらひたすらついていって納得するしかないのですが、どこまでが現実でどこからが夢なのかが、結末すらあやしく思えてしまう映画でした!
2010/08/18 10:31
tanya
夢と現実の端境で [80点] [参考:1]
難解な作品なのだが、よく考えてみると、サイトー(渡辺謙)の依頼を受けたコブ(レオナルド・ディカプリオ)がサイトーのライバル会社の社長の後継者にあるアイデアを植え付け(インセプション)るだけの、至ってシンプルなストーリーであることに気づいた。
ではなぜ難解なのか、それはインセプションを行うまでのルールが複雑で、映画の序盤でその説明がされても、1度聞いただけではなかなか理解できないからではないだろうか。
シンプルな話しを複雑怪奇に膨らませるクリストファー・ノーラン監督はなかなか大したものであるが、そのルールを受け入れられるかどうかで好き嫌いが別れる作品でもある。
ここはルールを無理に理解しようとせずに、目の前に映される映像を素直に受け入れた方が楽しめると思い、深く考えるのをやめて本作を鑑賞した。
インセプションまでの過程と並行して明らかになるコブが依頼を受けた理由とその原因となった出来事が上手く融合し、物語の核心にまるで落ちて行くような不思議な感覚になったのが妙に心地よい。
渡辺謙は前回ノーラン監督の『バットマンビギンズ』に出演したときは脇役であったが、本作ではディカプリオに次いで二番目にクレジットされる準主役であり、ディカプリオ相手に堂々の演技を見せてくれる。
また、物語の大部分を占める夢の世界の忘れ人として登場するコブの妻(マリオン・コティヤール)がその世界の構成に大きく関わっているのだが、時折豹変する彼女の演技にはぞっとしたものを感じた。
夢の世界の描き方は、夢だから何でもありと言ってしまえばそれまでなのだが、幾層にも重なる多次元空間のそれぞれを全く違った世界として描くことにより、今観ている世界がどの階層なのかを観客が視覚的に認識できるようにしたノーラン監督のアイデアなのかも知れない。
それでも繋がりの分かりにくいところもあるのだが、渡辺謙もインタビューで、2度目を観てようやく理解できたところがある、と言っていることより、本作は2度3度と繰り返して観ればより深くノーラン監督の意図したことが伝わる作品なのだろう。
気になった点は2つ。
1つ目は夢の世界から脱出するための目覚めの合図として使われていた歌がエディット・ピアフの『水に流して』であり、マリオン・コティヤールがアカデミー主演女優賞を受賞した作品でピアフを演じていたため、この歌が流れるたびに意識がその作品に行ってしまったことである。
2つ目は渡辺謙の老けメイクが上手くはできていてもやはりどこか人工的で作り物に見えたことで、ここまで視覚にこだわった映像を作るのであれば、せめて『ベンジャミン・バトン』のブラッド・ピットなみの老けメイクアップを渡辺謙にしてもらいたかったことである。
今回は字幕版での鑑賞であったが、機会があれば日本語吹替え版を鑑賞して、より深くインセプションの世界に浸りたいものである。
2010/08/07 15:30 (2010/08/09 18:55修正)
kira
謎探しと緊張の2時間半 [90点]
面白い映画。一度では完全に観たとはいえない。伏線、謎、過去と現在や夢と現実が行ったり来たりするので、細部に見逃しがないか必死で観た2時間半。かなりの頭脳労働に疲れました。も一度観たいです。
ディカプリオだけでなく、脇役陣も皆すごく上手。
亡き妻マリオン・コティヤールを忘れられない主人公の妻への想いのために作られたような展開。彼女の存在感には舌を巻きます。
2010/07/24 13:15
snow
2010年7月、六本木ヒルズにて、『インセプション』のジャパンプレミアが行われ、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、クリストファー・ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスが舞台挨拶に立った。
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