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バンコック・デンジャラス

Bangkok Dangerous
2008/アメリカ/プレシディオ/100分
出演:ニコラス・ケイジ チャーリー・ヤン シャクリット・ヤムナーム ペンワード・ハーマニー ニラティサイ・カルヤルーク 

監督:オキサイド・パン、ダニー・パン
http://www.bangkok-dangerous.jp

(データベース登録者:こっこ

偏差値:51.7 レビューを書く

顔はいくら変えられても、目だけは変えられない。 [45点]

※ネタバレを含むレビューです。
相変わらずニコラス・ケイジはお仕事を選ばない人ですねー。いや、良い意味で。

暗殺者ジョーは、独自のルールに従いながら人生最後の仕事をバンコクで行おうとしていた。
英語が出来て、使い捨てが出来る、そんな現地スタッフとして雇った男を、なぜか弟子として鍛える事になった。
今までの人生の中でなかった心の動き、バンコクという異国の地で何か違う物を感じるジョー。しかし、それこそが彼にとって人生のターニングポイントなのであった。

タイトルにあるバンコックって何かしら? と思っていたら、バンコクの事だったのですねー。そのまんまかい!
とまあ、そんなツッコミはさておき、まさに必殺仕事人の如く悪党を倒していくニコラス・ケイジですよ。
最初はスマートな暗殺者だった彼が、ちょっとした気の迷いから人間らしくなっていき、それ故に作戦を失敗したり、果ては暗殺放棄までしちゃって、本当に倒すべき敵と対峙していく~っという流れだったのですが、筋自体は悪くないと思うのですが、どうしても過去に存在するレオン的なものやその他の作品を連想してしまって、オチも読めてしまう感じで、少し残念でした……と予備知識ゼロのままでレビューを書きましたが、少し調べて納得。

この作品は同じ監督の出世作「レイン」のリメイクだったんですねー。
ただ個人的に、これだったらレインの方が良かったですかねー。でも、ニラコス・ケイジのなんともいえない駄目っぽい感じと仕事中の仕事人っぷりの雰囲気は本当に良かったと思います。

2011/07/27 17:22

ころね

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ラストは衝撃! [75点]

こちらも試写会で見てきました。
広告に「暗殺成功率100%の男が犯した1%のミス。衝撃のラストにココロ撃たれる。」って有るんですけど、ホント、もうラストは意外と言うかなんと言うか。
どうするんだ?どうなるんだ?えぇそう来たか!
って感じで。

印象的なシーンはいくつかあるけど、小型ボートのチェイスと、その結末のシーンは面白かった。ちょっと目を背けたたくなる人がいるシーンかも。

ニコラス演じる主人公が群集の中を逃げるシーンも見所の一つ。群集に紛れて逃げるシーンがある映画は沢山あるような気がするけど、実際に犯罪者がこうやって逃げたりしてるのかぁと思える逃げ方。こういった細かい演出が面白い。

ただ、冒頭に書いたように、ラストが衝撃的で見てスカッとするような映画ではないような。そういうのが好きな人はちょっと違うと感じるかも。

2009/05/01 17:40

バターサンド

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ニコラスの不器用な恋愛あり [60点]



ニコラス・ケイジの久々のアクションものって事でかなり前から楽しみにしてました。
バイクを使ったアクションや船上でのアクションシーンは確かに見ごたえがありました。中年の恋愛下手なニコラスもなんだかお茶目?しかし、男気あふれたアクション映画とは若干ほど遠いのかもしれません。そのような映画を期待する人には後味がスッキリしないかもしれませんね。
又この映画はリメイクのようですが、リメイク前の映画を見たくなりました。
伏線がはられた内容ではないので、見終わった後は特に深い何かが残るわけではないですが、気分転換にみる映画には良いかもしれません。

世の中の殺し屋が全部そうなのかは解りませんが、殺しのルールについての講釈も中々興味深かったですポスターとか見て、男臭くて血の気の多いハラハラするドンパチ映画を想像する人が多いと思うんですけど、そういうのを期待した人は、きっとガッカリしちゃうんじゃないでしょうか。


2009/04/30 21:28

こっこ

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