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鴨川ホルモー

2009/日本/松竹/113分
出演:山田孝之 栗山千明 濱田岳 石田卓也 芦名星 斉藤祥太 斉藤慶太 荒川良々 石橋蓮司 
監督:本木克英
原作:万城目学
脚本:経塚丸雄
撮影:江原祥二
音楽:周防義和
振付:パパイヤ鈴木
http://horumo.jp

偏差値:58.6 レビューを書く 解説

笑える映画。 [80点]

※ネタバレを含むレビューです。
『鴨川ホルモー』の由来がちゃんとわかったとき、とてもほんわかした気持ちになりました。
あっけない。そんな簡単に決めたタイトル・・・良々くんの演技がやはりピカイチでした。

そして、ホルモー(神)も何気に可愛かったし、
レーズンの意味もわかったし(笑)
あの映画を見てから無性にレーズンが食べたくなり、
疲れた時は、レーズン食べてHP回復してます。

くだらないけど、役者さん1人1人が個性強くて面白かったです。

2010/04/21 00:00

tarako4

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おもしろい [90点]

おもしろい、兎に角面白い。よくもまあ、あれだけ思い切り作れたものだね。またみたいと思います。

2010/01/16 22:53

伯爵

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ほるもーっ! [70点]

※ネタバレを含むレビューです。
全員が裸踊りをしている予告を観て、これは絶対に映画館で観なければならない! と豪語ので、有言実行、映画館でしっかりと観てきました。

大学浪人した末に入った主人公は「青龍会」という「普通のサークルだ」とやたら念を押す部長らに促されて歓迎コンパに行くのだが、その先で出会った女性に一目惚れして、入部決定。
だが部長達が語る「普通のサークル」とは裏腹に「青龍会」とは、鬼を操って合戦をするサークルだったのだ~っ! という流れで話は進んでいく物語。

鬼は可愛いし、入部までの流れまでは良かったのですが、でもどこか中途半端な印象を受けました。
多分、情報の詰め込み過ぎと、見せ場のセレクトミスなんでしょうねー。
話の数カ所を省いたり、一つに集中すれば、もっとスッキリするんじゃないかなーっと思いますし、結局見せ場は主人公と彼女の話なのか、鬼達を使った合戦劇だったのか、どちらもセレクトした結果、こういう中途半端な感じになってしまったのではないかとも思いましたー。

最近、気のせいか京都を舞台とした話が多いような気がしますねー。
邦画もCGをふんだんに容赦なく使うようになってきたんですから、個人的に次は「夜は短し歩けよ乙女」を映画化して欲しいですね、いや、本当個人的になんですが。

2009/05/28 12:26

ころね

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まさかこんな映画だったなんて! [85点]

近所の映画館で見て来ました。今までに見たことのなかったタイプの映画でした。だって前半と後半で別の映画といっていいくらい話ががらっと変わったので。これがファンタジーということは、前半を見ていて想像もしませんでしたよ。まあ少しはまさかが起きるのかと期待してみてましたけど、そのまさかが起きたときには、何も予備知識なしに見ていたものですから、本気でびびりました。

僕個人的には前半が一番面白かったですね。二浪して京大に入学した大学生のモノローグに共感しまくりです。彼がサークルに入って、サークルの中の女の子に恋をして、そういうあたりの描写がうまいです。若いっていいなあと、画面に漂うその若さみなぎる空気に感動しました。男の部屋の汚れ具合とか、好きな子が部屋に来るときに慌ててゴミを片付けるところとか最高ですね。こういうウブなストーリーはすごくすきです。

だから中盤からの鬼語の練習とか、ばかばかしくて、正直見ていてかったるかったですね。序盤の淡いモノローグもなくなって、もうアホ映画の乗り。なかなか頭をそっちに切り換えるのに時間がかかりました。しかし、切り換えてからは、もう乗せられっぱなしで、その摩訶不思議な世界観を満喫させてもらいました。こんな摩訶不思議な世界なのに、その世界を媒体として、極上のヒューマンドラマに仕立て上げているところがうまかった。根底にあるテーマがしっかりしていたので、寓話に乗せられつつも、そこに描かれた登場人物たちの誰にでも通じる人間性にすごくひかれます。

役者では、もちろん山田孝之も素晴らしいですが、濱田岳面白すぎ。まさかあんな格好になろうとは。よくよく見たら、前売り券をちゃんと見てたらわかるネタでしたね。彼が画面に入るだけでもう大笑い。栗山千明は顔もよく見えず、イケてない感じの役ですが、そのイケてない中にちょっと見え隠れする、ささいな仕草が可愛かったです。良い映画だと思いますよ。最近の日本映画って本当レベル高くなったなあ。

2009/05/10 01:06

シネマガ管理人

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