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鴨川ホルモー

2009/日本/松竹/113分
出演:山田孝之 栗山千明 濱田岳 石田卓也 芦名星 斉藤祥太 斉藤慶太 荒川良々 石橋蓮司 
監督:本木克英
原作:万城目学
脚本:経塚丸雄
撮影:江原祥二
音楽:周防義和
振付:パパイヤ鈴木
http://horumo.jp

偏差値:58.6 レビューを書く 読者レビュー(4)

「鹿男あをによし」の万城目学(まきめまなぶ)の最高傑作、ついに映画化!
京都に千年続くという謎の祭り"ホルモー"とは!?

2008年1月にフジテレビ系にてドラマ化された「鹿男あをによし」で直木賞最終候補にもなった万城目学のデビュー作にして最高傑作「鴨川ホルモー」がついに映画化!日本古来の陰陽道を取り入れた奇想天外な設定を、緻密な構成、独創的なユーモアと個性的なキャラクターで描いた原作は、第4回ボイルドエッグズ新人賞のほか、「本の雑誌」エンタテインメント第1位、「2007年本屋大賞」6位に選ばれるなど、高感度の若者たちを中心に熱狂的な支持を受け、ロングベストセラーとなっている。
舞台は、古の都・京都。「京大青龍会」という正体不明の怪しいサークルに入ってしまった大学生たちが、千年に渡り伝承されてきた謎の祭り"ホルモー"に翻弄される姿を、最高にバカバカしくも可笑しさ満載に、エネルギッシュに描きだす。
二浪で京大に入学、「イカ京(いかにも京大生)」というダサいファッションで、恋に友情にと奔走する主人公・安倍明に、『電車男』、『クローズZERO』など話題作に多数出演、『手紙』以来の映画主演となる山田孝之。また、大木凡人に似た髪型と風貌から、"凡ちゃん"とあだ名される、機械解体が趣味のオタク系メガネ女子・楠木ふみを、ファッション・アイコンとしてCMや雑誌で活躍、『キル・ビル』など海外でも評価の高い女優・栗山千明がギャップたっぷりに演じる。そして、『アヒルと鴨のコインロッカー』、TVドラマ「太陽と海の教室」など個性派俳優として活躍目覚しい濱田岳、『リアル鬼ごっこ』、『GSワンダーランド』の石田卓也、日・加・伊合作映画『シルク』で注目を集めた芦名星、『タッチ』の斉藤祥太、斉藤慶太、独特の存在感で劇団「大人計画」や、TVドラマ、CMでも活躍中の荒川良々ら実力派若手俳優が、個性豊かなキャラクターを熱演。不可思議な世界をより濃密なものにする。
また、原作の世界観を壊すことなく映画化するため、オール京都ロケを敢行。さらに最先端のVFXを駆使し、誰も見たことのない度肝を抜かれる"ホルモーワールド"が出現!2009年2009年4月18日(土) 、前代未聞、奇想天外、正体不明の"ホルモー"が、スクリーンを席巻する!


《STORY》
鴨川のせせらぎが美しくも穏やかな五月の京都――。
二浪して晴れて京大生となった安倍(山田孝之)は、同じ新入生である帰国子女の高村(濱田岳)と葵祭のアルバイトの帰り、三回生の菅原(荒川良々)から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。入会する気など更々なく、「ただ飯」にありつく目的でコンパに参加した安倍と高村。しかし安倍は、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、思わず入会してしまう。
青竜会に入会したのは、安倍、高村、早良の他に、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ(栗山千明)、超高圧的で仕切り屋の芦屋(石田卓也)、温和な双子の三好兄弟(斉藤祥太、斉藤慶太)など、一風変わった個性的なキャラの持ち主ばかり。当初はただのレジャーサークルと思われた青竜会だったが・・・。
祇園祭宵山の夜、観光客のごった返す四条烏丸交差点に呼び出された青竜会メンバー。そこで待っていたのは、薄汚れた揃いの青い胴着に身を包んだ、いつもと全く違う雰囲気の菅原たちだった。ついに安倍たちは、このサークルの目的が、京都に千年続くという謎の祭り、"ホルモー"を行うことだと知らされる!
そしてどこからともなく現れた、白、赤、黒の胴着を着た異様な集団・・・彼らは立命館、龍谷、京都産業大学で同じく"ホルモー"を行うメンバーだという。
果たして"ホルモー"とは一体何なのか!?そして隠された衝撃の真実とは・・・!?

2009年GW全国ロードショー