ふたたび swing me again
2010/日本/ギャガ/111分
出演:鈴木亮平 MINJI 財津一郎
監督:塩屋俊
撮影監督:江原祥二
原作・脚本:矢城 潤一
製作総指揮者:北川淳一、丸茂日穂、木村正人
音楽:中村幸代
http://futatabi.gaga.ne.jp
結構感動もの!! [70点] [参考:1]
この映画、ハンセン病を織り込んだことで、五十年ぶりの再会が実現したって感じ???
はじめはハンセン病のおじいさんを引き取るにあたって、息子夫婦の下心が見え隠れするいや~な場面があったけど、50年前におじいさんがなしえなかったことで、みんなが動き出す。
昔ジャズの演奏者だったおじいさん。
孫が影響を受けていたジャズのレコードが、おじいちゃんのバンドだったなんて驚き。
おじいさんは昔のメンバーを訪ねるために家出するんですが、おろしたお金をひったくられる!?!?
と思いきや、持ってた杖で撃退!!
よぼよぼなのにそんな一面もあり、元気じいさんって感じでしたよ。
元メンバーとの再会の場面、それぞれみんないろんな生活をしてたけど感動した~ぁ。
最後はジャズクラブでの幻のライブ!!
財津一郎のトランペットは、うまく演じきってましたね~ぇ。
ナベサダも加わっていい感じでした。
こんなおじいちゃんたちがジャズなんて、なんかとってもナウい!!
でも藤村俊二のトロンボーンは、いかにも吹いてませんって感じでいただけませんでした。
はじめはジジ臭い映画かな~って期待してなかったんだけど、結構感動して涙して、ジャズでおしゃれでなかなか良かった~ぁ。
2010/12/02 02:19
barney
老人たちの夢 [70点] [参考:1]
※ネタバレを含むレビューです。
弱った体に鞭打って山道を歩き続けるところとか、
ぼんやりしてきた記憶がいきなり鮮明になって
感情がこみあげてくるところとか、
ナベサダとアイコンタクトしながら演奏する時の目の輝きとか・・・
もうホントに真実の高齢者たちの姿がそこにあります。
祖父の権三郎は、元ハンゼン病患者で、若い時にジャズマンだった、という設定なのですが、
もうそういうことはあまり関係なく、
全てのお年寄りたちが胸に秘めているであろう、強い感情に心を打たれました。
40~50代の子ども世代は、
身近な親世代になにか手を貸したいと思うし、
そして孫世代の若者たちも
壁をつくらずにヒロトのように
素直な気持ちでつきあってくれれば、
年代を越えた本音のやりとりができますよ、きっと。
と思うのです。
50年も思い続けた愛、
自分の命を削ってまでも実現したい夢。
若いコたちのラブストーリーではたちうちできない
強い想いがそこにはあります。
ほっこり笑えてじんわり泣ける。
ぼんやりしているけど強いメッセージをもった映画でした。
(シネママガジンで招待の試写会でみせていただきました)
2010/11/04 21:00
kerakuten
これぞ本物のジャズ映画『ふたたび swing me again』公開
11月13日(土)有楽町スバル座にて、『ふたたび swing me again』の初日舞台挨拶が行われ、鈴木亮平、MINJI、藤村俊二、犬塚弘、財津一郎、塩屋俊監督が登壇した。
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