ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Indiana Jones And The Kindgom Of The Crystal Skull
2008/アメリカ/パラマウント
出演:ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ レイ・ウィンストン カレン・アレン ケイト・ブランシェット ジョン・ハート 
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:フランク・マーシャル
脚本:デヴィッド・コープ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ

偏差値:55.4 レビューを書く

やっぱりインディはいい! [85点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

先行上映初日の1回目を観てきました。前作から19年ぶりの復活でCGが進化した分、もう何でもありの展開になっていましたが期待以上の面白さでした。

前3作を未見の方は第1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」と第3作目の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」を観てから本作を観る事をお薦めします。
この2作とつながるエピソードが多いので、観ていると本作の面白さは倍増します。

以下ネタバレ多数のため本作を未見の方は読まないほうがいいかも(笑)

僕は映画を観るまではあまり情報を収集しないでおく方なので第1作目のヒロイン、カレン・アレンの名前が大きくクレジットされた時は驚きました。
彼女を映画で観たのは「パーフェクト・ストーム」のちょい役が最後だったので、本作でも回想シーンで出るぐらいに思っていましたが、堂々のヒロインとして中盤から最後まで出ずっぱりで活躍するのは嬉しい誤算でした。

ハリソン・フォードは65歳とは思えない動きで活躍しますが、いっしょに冒険をする落ちこぼれ学生マット役のシャイア・ラブーフがインディ並みのアクションをこなしているのが本作にスピード感を与えています。そろそろ世代交代か? 何しろマットはインディの・・・だった、は劇場で確認してください。

マリオンとの結婚式で、インディの冒険のトレードマークである帽子をマットが拾ってかぶろうとし冒険は若者に受け継がれていくのかと思っていると、インディがその帽子をさっと取り上げ自分でかぶってにやっとする場面では、まだまだ冒険は自分が続けるぞいう意気込みが感じられて、ついついこちらもにやっとしてしまいました。

小ネタも多く、定番のヘビや虫の大群が出たり、インディの父親役のショーン・コネリーの写真が飾られていたり、倉庫ではアーク《聖櫃》がちらっと見えたり等々楽しめましたが、インディが核爆発から無傷で生還したり、「未知との遭遇」的○○人が出たりはちょっとやりすぎでは(笑)

残念だったのは吹替え版を観ましたがインディの声が村井国夫さんではなかったことです。内田直哉さんもいい味を出していましたが、やはり村井国夫さんのインディを映画館の大画面で観たかったですね。(これで3点減点しました。)

DVDの発売時には「ダイハード4.0」のDVDに野沢那智(劇場版)と樋浦勉(DVD版)の2種類の吹替えが収録されてたように、本作も内田直哉(劇場版)、村井国夫(DVD版)と2種類の吹替えを収録してほしいと願っています。

2008/06/15 05:04 (2009/11/07 06:26修正)

kira

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

【パラマウント】日本でもオープニングから文字通りメガヒットを飛ばしている『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。 前作から19年というブランクはあまりにも長かった...

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』ジャパンプレミアレポート 

今回のシネマガ情報局では、この華やかなるジャパンプレミアを読者の皆様にも疑似体験していただくため、出来る限りイベントの模様を詳しくレポートいたします。 このジャパンプレミ...

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』ハリソン・フォード来日記者会見 

6月4日(水)六本木のホテルにて、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の記者会見が行われた。主演のハリソン・フォード、共演のカレン・アレン、製作総指揮のジョージ・ル...