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2010/日本/東宝
出演:新垣結衣 生田斗真 蓮佛美沙子 ARATA 木村祐一 松重豊 向井理 薬師丸ひろ子 
監督:土井裕泰
http://www.hanamizuki-movie.com/

偏差値:57.3 レビューを書く 解説

一番大切な人と一緒に… [85点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

高校生の頃、思わぬ事件で知り合うこととなった平沢紗枝(新垣結衣)と木内康平(生田斗真)。
紗枝は東京の早稲田大学へ進学し、康平は北海道で漁師をするため遠距離恋愛をに発展。その後、それぞれが自身の人生に翻弄されながらも、惹かれあう二人。
自分の人生をゆっくりと丁寧に歩んでいく純愛映画です。

まずは新垣結衣の可愛さに感激。今までTVドラマでしか見ていなかったので、ようやくスクリーンで観たって感じです。。演技もしっかりしてるし(英語の発音は別ね^^)、これからもがんばって欲しい女優さんです。制服姿でもまだ違和感なかったです♪
生田斗真は最近ほんとによく映画に出ますよね。イケメンパラダイスの頃は高校生に見えたけど、さすがにそろそろ制服は…って感じだったかな。かなり大人になってきたと思う^^

このての純愛映画を観ると、いつまでも過去の恋愛を引きずっていることに、妙な違和感を覚えるときがあります。
しかし、この映画にはそれはありませんでした。お互いに惹かれながらも、しっかりと自分の人生を歩もうとする姿勢が自然に自分の中に溶け込んできました。
高校生の頃の純愛が、過去の思い出ではなく、自分が前に進むための推進力となっている点がとっても好感持てました。

遠距離恋愛になった後、久しぶりに東京で再会するシーン。
紗枝が大学の先輩と楽しそうにしているのを目撃し、康平は激しく嫉妬します。自分的にはすごく共感できるけど、ご飯食べてる時にキレちゃったら絶対即別れるパターンだけどなぁ、、と勝手に妄想してました☆

印象に残ったシーンは、
向井理が亡くなり、スピーチする紗枝。紗枝の人生の中で何かが終わり、そして何かが始まりだした瞬間がよく描けていたと思います。その後、カナダの灯台のある街(原点)にて…

映画を観た後も、二人の今後を応援したくなってしまうような、すっきりした気持ちになれる映画でした。

連想映画:
「蝉しぐれ」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

2010/09/20 01:52

Good Luck

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