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2012
2009/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
出演:ジョン・キューザック アマンダ・ピート ダニー・グローヴァー オリヴァー・プラット タンディ・ニュートン キウェテル・イジョフォー 
監督:ローランド・エメリッヒ
http://www.sonypictures.jp/movies/2012/

偏差値:55.2 レビューを書く 解説

史上最大規模の大災害を生き延びろ! [75点]

このレビューはネタバレを含みます

2012年、太陽フレアの活発な活動により大量放出されるニュートリノ。ニュートリノは非常に相互作用の少ない素粒子なので、通常地球では反応せずに貫通していきます。しかし、そのニュートリノがなぜか反応し新しい物質を構成し、マイクロウェーブで地球の核を加熱するというよく分からないことが大災害のトリガーとなります。
まぁそのあたりのことはいぃとして、加熱された地球の核により地殻が変動し、地盤が沈下し、8000mを超える大津波が地上を全て飲み込む大災害が発生します。巨大な大災害に見舞われた人類は生き延びることができるのか…

人類滅亡の災害映画はたくさんありますが、その中でも規模は最大級ではないでしょうか。というよりは、このような大きな災害をリアルに描くCG/VFXの技術が進化してきたというべきでしょうか。

こういったDisaster映画って、なかなか映画に入り込むのが難しいですよね。どうしても「あり得ないでしょ^^」っていう視点で観てしまいます。主人公が災害から必死で逃れようとする様子には、笑いが込み上げてきて^^; これが3-D映像で座席がガクガク動けば、もっと楽しいんでしょうね♪
映画に入り込めない分、いろいろと気になることもあります。箱舟にキリンやゾウを積み込むシーンですが、それは人間の食料?それとも絶滅を防ぐため???人間の乱獲や乱開発により絶滅する動物がいる中、こんなときには助けるんだ…っていうか、世話するって言っても餌はどうすんのよ…
たしか別の映画でも動物を助けてたような。「ディープインパクト」だっけか、、忘れた。。。

自分も人類滅亡について考えたことはありますが、「貯金とかが意味なくなるから、経済的には超インフレになるんだろうな…」くらいの想像しかできなくて。リアルに入り込める設定にするのは難しいです。あと自分なら祈るよりも美味しいものを食べたいかなぁって。

印象的だったのはやはり驚愕のCG/VFXです。壊れゆく街並みはスゴいの一言。
最後のエンドロールでもVFXに関わっている人の人数の多さには驚愕です。今のところ2009年の視覚効果ではNo.1です。まだ断然本命の「アバター」が控えてますけどね^^

関連作品:「デイ・アフター・トゥモロー」
連想作品:「ディープインパクト」

2009/12/13 14:11

Good Luck

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