ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Hachiko: A Dog's Story
2009/アメリカ/松竹/98分
出演:リチャード・ギア ジョーン・アレン 
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:スティーヴン・P・リンゼイ
http://www.hachi-movie.jp/

偏差値:58.3 レビューを書く 解説

泣ける作品 [80点] [参考:1]

渋谷駅にある銅像、忠犬ハチ公。
この感動の実話のストーリーを知っているだけに、
リメイクに疑問も持っていましたが、そんな不安も一気に無くなりました。愛犬家であるリチャード・ギアだからこそ、制作できた映画なのではないでしょうか?本当に最後まで「シンプル」な作品です。メジャー作品にありがちな、わざと涙を誘うようなシーンは全くありません。だからこそ見る側のイマジネーションにゆだねてくれる脚本で、最後に自然と涙がでて、心地よい映画でした。派手な作りじゃないけど、やっぱり泣きました。
小さなポエムみたいな映画で、ただ心で感じる作品。
大事な人を亡くすのは、人でも犬でもやっぱり悲しいですよね。
無償の愛と、信頼の美しさ、の大切さを教えてくれるステキな映画です。アメリカで秋田県が撮影?という疑問もあったのですが、アメリカの田舎町の美しい風景と秋田犬がこれほどまでに融合するのか!と思えるほど、描写もきれいでした。

2009/07/14 15:49

こっこ

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する