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Burn After Reading
2008/アメリカ/ギャガ・コミュニケーションズ=日活/96分
出演:ジョージ・クルーニー フランシス・マクドーマンド ブラッド・ピット ジョン・マルコヴィッチ ティルダ・スウィントン リチャード・ジェンキンズ エリザベス・マーベル J・K・シモンズ 

監督・脚本・製作:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:エマニュエル・ルベツキ
音楽:カーター・バーウェル
http://burn.gyao.jp

偏差値:52.6 レビューを書く 解説

繋がるバカの連鎖の先に… [93点] [参考:2]

極上のノンストップ・クレイジー・エンターテイメント☆バカばっかりが絡んで、話が右にそれ、左にそれ、全く予測不可能な方向へ!

なんと楽しい映画だろう♪これが、観終わって直後の感想です。何も難しいことはなく、考えることもなく、ただ笑い・驚き、映画の流れに身を任せるだけで素敵な時間を演出してくれます。

脚本を成立させるためだけの強引な伏線などはなく、映画の中の生きた役達が絡むことによる複雑な構成と無駄がなくスピーディーな展開は心地よいシンフォニーを聞いているようです。アカデミー作品賞「クラッシュ」を観た時にも同様の感覚を覚えました。もっとも「クラッシュ」はテーマが存在するので、内容はかぶるところは少しもありませんが。

俳優人たちの芸達者ぶりも必見!ここまでくると、もはや誰の演技が良いとか言うことすらバカバカしい。その中でもフランシス・マクドーマンドの存在感は驚異的でした。

前作、傑作「ノーカントリー」を作った後に本作とは…ほんとにコーエン兄弟には感謝の気持ちです!
今後も活躍を期待しております。

連想作品:
「パルプ・フィクション」
「クラッシュ」

2009/05/01 17:31

Good Luck

参考になりましたか?

なるほどそう考えながら観れば楽しめるんですね。

僕は登場人物の行動に合理的な理由付けをする癖があるので、乗りきれないうちに終わってしまいました。

この作品も昨日観たのでレビューを書く予定ですが、もう一度観れば感想がかなり変わりそうです(^^ゞ

kira (09/05/02 01:01)

たしかに、論理的に理解しようとすると厳しいかもですね。登場人物があまりにも馬鹿でついていけないですから^^
そのあたりも、ちゃんとフォローされててCIA(だっけ?)の偉いさんがレポートをもらうあたりで、「何がどうなってるのか、分かってから報告してくれ!」みたいな台詞がまた笑わせてくれます。

いろいろな方の感想を読んでみたいです。

Good Luck (09/05/02 16:53)

わたしはこの映画コーエン兄弟の「ビッグリボウスキー」に似ているなあと思いましたが。バカの連鎖は言い得て妙です。
「クラッシュ」」って発想はユニークですね。

ぽう (09/05/19 14:10)

なるほど「ビッグリボウスキー」ですか。確かに似ている部分は多々ありますね。あの作品は「バーンアフター~」以上に複雑さがありますよね^^

Good Luck (09/05/19 22:33)

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2009年4月23日(木)、六本木のGAGA試写室にて、『バーン・アフター・リーディング』のPRイベントがあり、IKKOがゲストとして登場。自ら考案した「バーン・フィットネス体操」を披露した。