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Yes Man
2008/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画/104分
出演:ジム・キャリー ゾーイ・デシャネル ブラッドリー・クーパー リス・ダービー   ジョン・マイケル・ヒギンズ ダニー・マスターソン テレンス・スタンプ 
監督:ペイトン・リード
製作:リチャード・D・ザナック、デヴィッド・ヘイマン
原作:ダニー・ウォレス
脚本:ニコラス・ストーラー、ジャレッド・ポール、アンドリ ュー・モーゲル
撮影:ロバート・D・イェーマン
http://www.yesman-movie.jp

偏差値:54.6 レビューを書く 解説

人生を変えるYES野郎。 [79点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

レンタル屋さんをフラフラとしてたら、たまたま目が合った一品。
ジム・キャリー主演という事で即借りて観ました。

何事に対しても「NO」の一点張りなNOMAN銀行員カール。
ある日、何事にも「YES」と答えるYESMANになった事で人生が変わったという友人と再会して、NOMANからYESMANになろうと挑戦した途端、それまでは無かったような好機が訪れ次々と人生を好転させていくのだった。

やっぱり人生は前向きが一番! そんなパワーのある映画でしたっ。
意識してジム・キャリーを観たは「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」以来だったので、一瞬年取ったなーっと思っちゃったのですが、相変わらず動きや演技にはキレはありますねー。
NOばっかりの暗いムードから、YESになった途端好転しまくりなトコとかジム・キャリーの本領発揮で、コメディ色たっぷりで面白かったですねーっ。
それにしても、誓いを立てたら以後NOと言ったら災いが起こる訳なんですけど、これがまた極端でまた笑いを誘いますねー(笑)

しかも、面白いのが原作者であるダニー・ウォレスさんは実際にYESオンリー生活を7ヶ月続けて、この物語の基礎になるような出来事を経験し同名の本まで出してるらしく、その辺もまた興味深いですねー。
そして、DVDのメイキングで知りましたけど、派手なアクションシーンはスタント使わずジム・キャリー本人が挑戦しまくってたんですねwwww

ただ、一方的にハッピーになっていくだけでなくて、ちゃんと落としどころを造って上げているので飽きる事なく最後まで観る事が出来ました。
それと同時に、必ずしもYESを言い続けるだけが正しい事じゃないという教えっぽい所もあって、それがラストのワンシーンがそれに気づいた人と気づかなかった人との対比になってる感じで面白かったですっ。

2010/03/15 07:21 (2010/04/23 15:21修正)

ころね

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