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The Curious Case of Benjamin Button
2008/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画/167分
出演:ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ティルダ・スウィントン タラジ・P・ヘンソン イライアス・コティーズ ジェイソン・フレミング ジュリア・オーモンド エル・ファニング ジャレッド・ハリス 
監督:デヴィッド・フィンチャー
http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

偏差値:60.2 レビューを書く 解説

死から生に向かって。 [78点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

老人の体で生まれ、年を重ねるほど体は若返っていく男の人生。

人とは違う体に生まれても、人生を謳歌する主人公の姿に心打たれました。

作中、娘に宛てた手紙は、そんな彼の言葉で語られることでより心に響くメッセージとなりました。

ネタバレになりますが、
最後、生の象徴と呼べる赤子の姿になった主人公とそれを抱く老婆。両者の姿は人生の両極端を表わしているのに、両者とも死に直面している。

物事に終末は必ず訪れる、どんな形であれ。
人はそれと向き合って、そこにたどり着くまでに何を成すのか、何を成さねばならないのか、考えさせてくれる作品でした。

2009/02/13 02:34

jake

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