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2008/日本/東宝
出演:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 石塚英彦 宇梶剛士 宮迫博之 生瀬勝久 小日向文世 佐々木蔵之介 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳 
監督:堤幸彦
http://www.20thboys.com/

偏差値:61.6 レビューを書く

本格科学冒険映画 [80点]

このレビューはネタバレを含みます

このサブタイトルが嬉しいですね。子供の頃に冒険小説や空想科学小説を読みまくった者としてはこういう肩書きが使われるとなぜかワクワクします。

原作漫画は未読なので比べることはできませんが、原作をほぼ忠実に実写化しているとのことなので、主要な登場人物も原作に似た俳優を集めたのでしょうか。

重要な「よげんの書」を作る子供時代を演じる子役も適役で、子供時代と現代が交互に入れ替わっても抵抗なく受け入れられました。

ただゲスト出演?で歌手やお笑い芸人が出てくると、せっかっく映画の世界に浸っているのに現実に引き戻されるのがちょっと残念でした。

子供時代の「秘密基地」や「忍者部隊月光」ごっこは、あれやったよなあと懐かしかったですね。

あとケンヂの姉にプロポーズする男性の名前が封筒に「諸星壇」と書かれていたのには笑ってしまいました。

本作は3部作の1作目ということで、登場人物の紹介的な部分が多かったものの、話のテンポもよく、大きな謎を残したまま次回作へと続くので、2作目以降が楽しみです。

ちょっと気になるのは、ケンヂ一派が突然テロリストとして警察から追われるようになる理由と、中村嘉葎雄が演じる予知能力があるらしい浮浪者の存在理由がよくわからなかったことで、映画の後半から唐突に話が進んでいきましたが、このあたりは2作目以降ではっきりさせてほしいですね。

う~ん来年1月末の2作目公開まで待てる自信がないので、原作を読もうかどうかと悩むところです(笑)

2008/09/07 23:06

kira

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