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20世紀少年

2008/日本/東宝
出演:唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 石塚英彦 宇梶剛士 宮迫博之 生瀬勝久 小日向文世 佐々木蔵之介 石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木瞳 
監督:堤幸彦
http://www.20thboys.com/

偏差値:61.6 レビューを書く

すごい [100点]

内容の構成がすごいと思います。
続きがすごくきになるようになっているし
キャストもすごく豪華だしこれを見ないなんて損です!

2009/04/15 19:56

kumapiyo

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本格科学冒険映画 [80点]

※ネタバレを含むレビューです。
このサブタイトルが嬉しいですね。子供の頃に冒険小説や空想科学小説を読みまくった者としてはこういう肩書きが使われるとなぜかワクワクします。

原作漫画は未読なので比べることはできませんが、原作をほぼ忠実に実写化しているとのことなので、主要な登場人物も原作に似た俳優を集めたのでしょうか。

重要な「よげんの書」を作る子供時代を演じる子役も適役で、子供時代と現代が交互に入れ替わっても抵抗なく受け入れられました。

ただゲスト出演?で歌手やお笑い芸人が出てくると、せっかっく映画の世界に浸っているのに現実に引き戻されるのがちょっと残念でした。

子供時代の「秘密基地」や「忍者部隊月光」ごっこは、あれやったよなあと懐かしかったですね。

あとケンヂの姉にプロポーズする男性の名前が封筒に「諸星壇」と書かれていたのには笑ってしまいました。

本作は3部作の1作目ということで、登場人物の紹介的な部分が多かったものの、話のテンポもよく、大きな謎を残したまま次回作へと続くので、2作目以降が楽しみです。

ちょっと気になるのは、ケンヂ一派が突然テロリストとして警察から追われるようになる理由と、中村嘉葎雄が演じる予知能力があるらしい浮浪者の存在理由がよくわからなかったことで、映画の後半から唐突に話が進んでいきましたが、このあたりは2作目以降ではっきりさせてほしいですね。

う~ん来年1月末の2作目公開まで待てる自信がないので、原作を読もうかどうかと悩むところです(笑)

2008/09/07 23:06

kira

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サスペンスが見事 [96点] [参考:2]

近所の映画館で見てきました。いやぁ、むちゃくちゃ面白かった。こういう映画は僕は大好きです。ちょっと違うと思われるかもしれませんが、久しぶりに男のロマン、男の友情のようなものを感じましたよ。日本映画も金さえかければいいものができるんだなと思いました。

小学生のころ、友達とつくった秘密基地で、地球防衛隊みたいなものを結成して、まあ、男たちがよくはしゃぐように、ごっこ遊びみたいに盛り上がっているわけですよ。ところがこれが大人になって現実になるんです。

サスペンスの描き方がものすごくうまいです。彼らはもう30くらいの大人に成長してます。もう小学校の頃の記憶なんてはっきり覚えていない。その記憶のあやふやさがサスペンスになっていて、ドキドキしました。

主役のケンヂがむっちゃかっこいい。男ならダメだとわかっていてもやらなきゃならないという生き様に惚れ惚れさせますね。

世界侵略なんて、普通なら幼稚になるようなテーマがまさに大まじめに描かれています。主人公が普通の人というのがいいですね。ごくごく普通の生活を送っていたのに、それが世界を救うヒーローになる。その過程に男のロマンを感じました。いやぁ、かっこいい。仲間たちがひとりひとりケンヂのもとに集結するところなど、思わず体中が興奮で熱くなりました。

ストーリーの時間軸の組み立て方もうまいし、久しぶりにかっこいい映画を見たという気になりました。子供の頃によくマンガで読んだような、少年たちがあこがれる男の友情とかロマンとか、そういう臭いテーマが、臭くならないまま、ドカンとくる一本ですね。子供の頃にウルトラマンを見たときに感じたような感動が、大人になった今、ここに再び感じることができるのですから、これほど嬉しいことはありません。

しかし続きがまだ制作中とは・・・。一応一区切りいいところで終わってますけど、続きまでとても待てませんよ。

2008/09/02 23:41

シネマガ管理人

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『20世紀少年』初日舞台挨拶にメインキャストが集結

『20世紀少年』初日舞台挨拶にメインキャストが集結

2008年8月30日(土)、有楽町にて、『20世紀少年』の初日舞台挨拶が行われ、堤幸彦監督、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、佐々木蔵之介がスクリーン前に集結した。

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