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トロン:レガシー

Tron Legacy
2010/アメリカ/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
出演:ギャレット・ヘドランド ジェフ・ブリッジス オリヴィア・ワイルド マイケル・シーン ボー・ガレット ブルース・ボックスレイトナー 
監督:ジョセフ・コシンスキー
製作:ショーン・ベイリー、ジェフリー・シルヴァー、スティーヴン・リズバーガー
撮影:クラウディオ・ミランダ
衣装:マイケル・ウィルキンソン
音楽:ダフト・パンク
http://www.disney.co.jp/tron/

偏差値:57.2 レビューを書く

なんといってもこの没入感! [80点]

色々悪く言われている映画ですが、僕は好きですけどね。なんといってもこの「没入感」ですよ。ダフト・パンクの音楽がかなり助けていると思いますね。いっそ、ダフト・パンクのミュージック映画として見ることが正解。

若いジェフ・ブリッジスのCGは素直に驚きましたが、ジェフ・ブリッジスの他にもオリジナル作品でトロン役を演じていたブルース・ボックスレイトナーが今回もトロン役として出ているところなど、オリジナルへのオマージュをビシバシ感じました。

オリジナルの『トロン』は僕の人生を決定づけるほど影響を受けましたが、本作は、かなり正確にオリジナルのシーンが再現されていましたよ。

ただ、これは現実のシーンが2Dで、プログラムの中が3Dで描かれているのですが、現実のシーンの方が立体的に見えてしまうというのは何とも皮肉な話で、最初から3Dを前提として作った映画とは思えないほど3Dという方式のばからしさを露呈してしまった映画でもあります。

2011/03/26 22:40

シネマガ管理人

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28年の時を経て……! [70点]

※ネタバレを含むレビューです。
前作から28年という時を経ての復活という事で、映画館で観て参りました。

かつてMCPを打ち倒し、エンコム社のCEOに返り咲いたケヴィン・フリン。しかし、それも束の間、彼は謎の失踪と遂げる。
それから20年、ケヴィンの息子であるサムは、父の友人であるアランに父からのメッセージを受けたと聞いて、失踪の真相を調べる為、父がかつて経営していたゲームセンターへと乗り込むのであった。

冒頭から20分程は前作を観ていた人へのサービスシーンのように、前作と全く同じセットで話が展開していき、思わずニヤニヤとしてしまいました。
そして、期待の仮想空間。前作のモノクロとは違って、CGを大量に使ったピコピコワールド。
さらに、前作と全く同じデザインのメカが次々と登場して、ワクワク感はまさに最高潮でフリスビー勝負やレース勝負と続いていきます。

……とスタートダッシュとしては良い感触なのですが。

シナリオ面に関してはやや難があるというのか、主役は誰なんだ!? という感じで、主人公であるはずのサムが目立たず、やたらケヴィンが強いです。

特に最後付近、サムが単独で突っ込むシーンなのに、戦闘シーンはフェードアウトして、次のシーンでは終わって出てくるってどういう事ですかwww
見せ場ですよ!? 成長した彼の見せ場じゃないですか!? なぜにカットしたんですか!?ww
とにかく、主人公が不当な扱いというのか。いじめかとwww

その一方、誰かに似てるなー似てるなー似てるなーっと思って観ていたら、そう誰か分かりました。スターウォーズ・エピソード4のオビワン・ケノービですよ!!(汗)
まさにケヴィンの言動一つ一つがオビワンそのままなんですよねー(笑)

やや物足りない感じがありましたが、続編としてはファンサービスとかもしっかりとしていて、そう言う点では悪くない一本だったと思います。

2011/02/11 23:25

ころね

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IMAX3Dならではの映像作品 [80点]

3D映像が最大限に生かされるIMAXで見るべき作品。自分もコンピュータの中に入ったかのような不思議な感覚に陥った。暗い画面に発光ダイオードの青色が目に眩しく、オリジナルのメカニカルな部分が劇的に面白くなった。スピード感いっぱいの映像に夢中になるよ。
ディズニーのアトラクションになれば面白そうだ。
暗い画面に発光青色が目に眩しく、ダフトパンクの音楽がこよなくぴったり。
IMAX見た後の夜のイルミネーションが目に痛かった。運転する人は気を付けよう。

2011/01/10 10:24

snow

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トロン:レガシー [80点] [参考:1]

導入部分は世界に引き込まれるような感覚があり、ブレードランナーに似ていた。話しは徐々に複雑になっていき、眠くはならないが、集中していないと少し複雑なストーリーについていけないかもしれません。ただし、映像に関してはあえて使用する色を少なくし、統一性を持たせ、すごい映像なんだけど、CG感をあまり感じなかったのは良かったところです。
総合的には映画館で見る価値のある映画です。

2010/12/30 21:16

だいさま

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『トロン:レガシー』かつて見たこともないデジタル3D映像と音楽が融合

『トロン:レガシー』かつて見たこともないデジタル3D映像と音楽が融合

2010年11月29日(月)六本木、コンピュータの世界に入り込む未来感覚のデジタル3D映画『トロン:レガシー』の記者会見が行われ、プロデューサーのショーン・ベイリー、女優のオリヴィア・ワイルド、監督のジョセフ・コシンスキーが登壇した。

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