やっぱりチャップリンが誰よりも偉大だった (メールマガジン)

2006/10/10 Vol.102

おはようございます。週刊が習慣になっていない澤田です。

電車の中で、僕のすぐ目の前で酔っぱらいの喧嘩が始まりました。言い争いがエスカレートして、ついに強烈なこぶしがとびだしたので、これは僕も止めに入らなければと思い、両手に持っていた邪魔な手荷物を網棚に乗せて、ヘッドホンを外して急いで鞄に仕舞っているうちに、なんだか心臓がバクバクしてきて、急に怖じ気づいてしまいました。そう思っていたら、妻夫木聡風のキリッとした若いサラリーマンが止めに入ってくれましたよ。かっこいいなあ。息んで立ち上がっておきながら、何もできなかった自分がみじめ!

さあ、今週はユンケル飲んでませんが、コラム3連発! レビューも今後増やしていきたいところです。


ヒイラギの森通信「やっぱりチャップリンが誰よりも偉大だった」

何度も何度もチャップリンのことを書いてきましたけど、いや、それでも足りないんです。僕はチャップリンこそ、誰よりも偉大な映画人だと思うんですよ。別格の別格。先日寝る前に、ふとチャップリンの映画がフラッシュバックしました。驚くのは製作・監督・脚本・音楽・主演、全部自分でやっているところですね。彼こそ真の映画作家だと思いますよ。

「街の灯」、彼の映画にはハートがあります。

「独裁者」、彼の映画には表現する意志があります。

「殺人狂時代」、彼の映画には映画的な技巧があります。

「ライムライト」、彼の映画には人を勇気づける力があります。

1作1作、作風はかなり違いますが、僕にとってはどれも自分の人生観を変えた重要な作品です。チャップリンのお陰で、僕は映画が世界で一番好きになりました。


管理人の愛する映画監督5(もしかしたら前にも書いたかもしれませんが)

1.チャールズ・チャップリン(前述した通りです)
1.ロバート・ワイズ(ミュージカルの2大傑作を作った。職人監督の鑑です!)
1.フランク・キャプラ(彼の映画技法には学ぶべきところが多いですね)
1.ジョン・ヒューストン(なんといっても話の見せ方がうますぎます)
1.スタンリー・キューブリック(2回見るとおもしろくなるんです)

4年と2ヶ月続けてきた週刊スパの映画欄が休載となったので、今後はサイトの更新に専念していきたいと思っています。

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