日本のアニメと海外のアニメの違い (メールマガジン)

2004/11/15 Vol.26

こんにちは。澤田です。

先週からダーツを始めました。ボードにカツンとダーツが刺さる感触が気持ちよくて、かなり熱中しています。
ダーツセットは、東急ハンズで1500円で買いました。部屋のインテリアとしてもなかなかオシャレだと思っていたので。ところが、的を外すたびにダーツが部屋の壁に刺さってしまうため、僕の部屋は小さな穴だらけになってしまいました。別にわざと壁に当ててるわけじゃないんですけど・・・。


ショートコラム「日本のアニメと海外のアニメの違い」

日本のアニメと海外のアニメはどうしてあそこまで違うのでしょう。海外のアニメというと、ディズニー映画とか「シンプソンズ」みたいなものを連想すると思いますが、日本はコレというのが限定できないくらいジャンルが多岐に広がっていて、奥が深いです。海外でも日本のアニメは大人気で、日本経済はアニメが動かしているといっても過言ではないくらいです。

僕は日本と海外のアニメの決定的な違いは、カメラワークと編集にあると思っています。海外のアニメは視点があまり変わらず、キャラクター単体の動きの変化を客観的に楽しむものが多いです。ところが、日本のアニメはキャラクターが動かずに、画面の方が変化していきます。大写しやローアングルや一人称視点の映像などを駆使しています。例えば宮崎アニメでは縦向きの構図がよく見られますが、海外のアニメではローアングルすらあまり見られません。だから日本のアニメは低予算なのに表現力豊かで、ドラマ性が強いのでしょう。

近年の米国の劇場用アニメーションは、日本のアニメの影響を受けているように思えます。最近は「ファインディング・ニモ」の製作会社ピクサーのCGアニメが非常によくできていて面白いのですが、これはピクサーのアニメがカメラワークを重要視しているからだと思います。それでもまだ日本のアニメには追いついていません。日本はもっと自国のアニメの強さを自覚すべきなんです。

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