『フライングラビッツ』完成披露イベントより

映画館がバスケットコートに!!
泣いて笑ってエキサイトして気分は爽快!!
『フライング☆ラビッツ』記者会見・試写会

8月25日(木)、新宿バルト9にて、『フライング☆ラビッツ』(作品詳細はこちら)の記者会見と、一般向け完成披露試写会が行われた。『フライング☆ラビッツ』は、オリンピック選手も輩出している実在の女性バスケットボールチーム「JALラビッツ」の活躍を描いた作品である。原作は『スチュワーデス物語』などで知られる深田祐介。

この試写会のために、この日、映画館のチケット売り場は何とバスケットコートに様変わり。それもかなり本格的なもので、日本スポーツコート株式会社の協力を得て、実際にゲームができる本物のバスケットコートを設置していたのだから驚きである。映画のモデルとなったJALの現役バスケチームもこのイベントのために駆けつけ、この特設コートで華麗なドリブルとシュートを披露した。

メインキャストの7人はJALの制服を着て登場した(上写真)。こうしてみると、女性達がキャビンアテンダント(CA)にどうして憧れるのかわかる気がする。この映画では、CAになることを夢見る女の子が主人公になっている。

大勢の一般客の面前で記者会見が行われるのは極めて異例のこと。映画のチケットを買いに来たお客さんはこの騒ぎを見て「なんだなんだ」と興味津々。司会者も「このイベントは明日テレビや新聞やサイトで報道されます。『崖の上のポニョ』を観に来た人も、『フライング☆ラビッツ』という映画の題名をどうか覚えておいてください」とちゃっかり宣伝していた。

シュートを決める石原さとみ
注目される中、このバスケットコートで、石原さとみはハイヒールのまま、華麗にシュートを決めた。石原は「すごいプレッシャーでした」とコメント。

『フライングラビッツ』舞台挨拶より
この日はスクリーン前で舞台挨拶もあった。左から瀬々敬久監督、堀内敬子、渡辺有菜、真木よう子、石原さとみ、滝沢沙織、酒井彩名、鹿谷弥生。みんな若いのにちゃんと言いたいことがはっきり言えて、しっかりもの揃い。一番この場に慣れていなかったのは監督で、司会者から「美女達に囲まれてどうですか?」と質問されると「女性が苦手なので、勘弁してください」と顔を真っ赤にするウブな一面を見せた。

『フライング☆ラビッツ』には、この手のドラマによく出てきそうな「いかにも」なキャラが続々と登場する。この映画の一番の見どころは何と言ってもキャラクターだ。共通しているのは、皆個性豊かで、活き活きとしていて、愛すべきキャラになっていること。敵も味方も、性格がどれも王道の型にはまっていて、ここまでくると逆に気持ちがいいくらいである。

石原さとみ
主演の石原さとみ。純粋で不器用な田舎物のヒロインを演じる。バスケに仕事に恋愛に一生懸命になる姿がとても愛くるしい。映画を見て彼女の素敵な笑顔に元気をもらったという人も多いはず!

真木よう子
真木よう子。男勝りで喧嘩っ早い、まさに絵に描いたようなキャラ。この手のスポ根ドラマには必ず一人はいるキャラだろう。

滝沢沙織(左)と酒井彩名(右)
滝沢沙織(左)は、ラビッツのフォワード。リーダーとしてみんなを牽引していく健全派タイプ。酒井彩名(右)はいわゆるマスコット的存在のやや天然キャラ。そこにいるだけで華がある。

渡辺有菜
渡辺有菜。出てくるとなんだか和む、いわゆるほのぼのキャラ。彼女の存在もこの手のドラマには欠かせない。

鹿谷弥生
鹿谷弥生。控え選手の役。もちろん補欠の存在もスポ根ものにはなくてはならないものである。鹿谷弥生の別写真はこちら

堀内敬子
堀内敬子。新人社員たちを叱る役として重要な役目を果たす。いわゆるスチュワーデスドラマには欠かせない厳しい姐御キャラ。

この他にもマネージャー役に白石美帆、謎めいた監督役に高田純次がキャスティングされている。高田純次は真剣なキャラだが、お茶の間のバラエティで見慣れているだけあって、真面目なセリフにもユーモアが感じられ、笑わせてくれる。本当にいい役者達が集まった映画になっている。

CA修行とバスケ修行、両方に奮闘する新人社員たちを、コミカルなタッチで描きつつも、臨場感あふれるバスケシーンには熱狂させ、最後には泣かせる。汗と涙、久しぶりに王道をいくスポ根ドラマの登場である。二つの選択肢のどちらを選ぶか食べ物に例える人生観にも共感。見終わったあとの、悩みすら吹き飛ぶような、このなんという爽快感。シネマガ編集部も胸を張ってオススメする一本だ。(2008/8/25 文・写真:澤田)

フライング☆ラビッツ』は、9月13日(土)より全国ロードショー。