『臨場 劇場版』内野聖陽は稀に見る役者バカ

『臨場 劇場版』

6月30日(土)、丸の内TOEIにて、『臨場 劇場版』の初日舞台挨拶が行われ、内野聖陽(43)、松下由樹(43)、渡辺大(27)、平山浩行(34)、高嶋政伸(45)、橋本一監督(44)が登壇した。


『臨場 劇場版』は、己の道を貫く検死官・倉石義男(内野聖陽)の物語。テレビ朝日系列で2009年に10話、2010年に続章が11話放送され、平均視聴率17.6%を叩き出した人気ドラマの待望の劇場版の新作となる。何と言ってもこのシリーズの見どころは、内野聖陽演じる倉石の生き様であるが、舞台挨拶では、登壇者がこぞって内野の役者バカぶりを賞賛?していた。


渡辺は「結構アドリブが多くて、基本的に全部台本にないことでした。だから事前にどうしようかと最初に相談させていただいてからやっていたのですが、すんなり入ると楽しいんですけど、そうでないときは緊張して、アドリブは怖いんですけど、それが楽しくて、内野さんの背中を見ながら勉強させていただきました」とコメント。高嶋は「ウッチーは本当に稀に見る役者バカなんで、倉石以上でも以下でもなく倉石なんです。倉石という名前にしたいくらい(会場笑)。こっちも命がけでやらなければいけない。ひどいですよこの人は。戦に行くような感じでした」とコメントしていた。


一方、内野は「何回かテストをやって本番をするんですけど、毎回違うことをすることは別に構わないんですけど、ときどきテストではやってないことを本番でやらかしてびっくりさせるんですよ。机をさっき叩いてなかったのに本番では叩いて。みんな驚かすのが大好きなんです」と振り返り、松下は、こうやって役者とスタッフが一丸となって作り上げて行った集大成が『臨場 劇場版』だということをアピールしていた。


最後に初日にあたって、その思いを書にしたためることになり、内野は「なぜ書道なんでしょう? 書初め大会みたい」と苦笑いしながらも達筆なひらがなで「まなざし」と書き、「倉石は、色々な意味で、やさしいまなざしがある奴だなと思って演じましたので」とコメントしていた。『臨場 劇場版』現在全国公開中。

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2012/07/01 20:55

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