『ロビン・フッド』ラッセル・クロウは優しいパパだった

ラッセル・クロウ

11月25日(木)六本木にて、『ロビン・フッド』のジャパンプレミアが行われ、ラッセル・クロウ(46)、ケヴィン・デュランド(36)がレッドカーペット・イベントに登場した。

『ロビン・フッド』は、『グラディエーター』の巨匠リドリー・スコット監督とラッセル・クロウが手がける文芸スペクタクル映画。世界で最も人気のある伝説上のキャラクターのひとりであるロビン・フッドを、史実の中に見事に融合させ、まるで実話であるかのようなリアリティのある歴史劇に仕上げた。本作で描かれるロビン・フッドは、一般的なイメージとして浮かぶアーチャーとしてのロビン・フッドではない。イングランドの歴史を生きた剣士ロビン・フッドの姿が描かれる。大ベテラン、マックス・フォン・シドーの名演技、コスチュームプレイがしっくりくるケイト・ブランシェットの美しさと、役者陣の演技にも深みがあり、場面場面じっくりと噛み締めながら見たい映画。数ある『ロビン・フッド』の映画の中でも最も記憶される一本となるであろう。

製作・主演のラッセル・クロウは、本作のワールドツアーを敢行し、世界各地でPRを行って来たが、いよいよ日本でそのツアーもファイナル。「4年前から取り組んで来た作品だから、これで最後だと思うと寂しく思う。日本は本当にいいところだね。子供たちにも日本の文化に触れさせたいね。今度は続編を作って子供を連れて遊びにくるよ」とニコニコ。映画の中の厳ついイメージとは違って、本人は優しいパパだった。ちなみに、ラッセルはツイッターでもこの日「東京はすごい」とつぶやいており、本当に気に入った様子である。

一緒に来たケヴィン・デュランドは、ロビン・フッドの相棒役。プライベートでもラッセルとケヴィンは大の仲良しだという。2人は以前から『3時10分、決断のとき』でも共演しているが、舞台挨拶ではケヴィンが「クランクアップの日は人生のハイライトだった」と語れば、ラッセルが「君の人生のハイライトは『3時10分、決断のとき』で僕にフォークで刺し殺された時だろ」と通好みの茶々を入れたり、本当に仲が良さそうであった。

同日ラッセルはTOHOシネマズ六本木ヒルズの点灯式にも参加して点灯のスイッチを押す役を務めた。イベントにはラッセルの他に、タレントの相田翔子(40)、モデルの敦士(34)、アイドルグループのSDN48、F1ドライバーの小林可夢偉(24)、プロボクサーの内藤大助(36)が来場した。

ロビン・フッド』は、東宝東和配給で、12月10日(金)から全国公開となる。(文・澤田英繁)

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2010/11/28 2:37

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