新宿の目抜き通りを封鎖!『THE LAST MESSAGE 海猿』イベント開催

『THE LAST MESSAGE 海猿』

9月12日(日)、新宿にて、『THE LAST MESSAGE 海猿』のカーペットアライバルイベントが行われ、伊藤英明(35)、加藤あい(27)、佐藤隆太(30)、吹石一恵(27)、三浦翔太(22)が大通りに敷かれたブルーのカーペットを練り歩いた。

このイベントは、「2010シネ・フェスタ新宿」の一環で行われたもの。新宿区の文化事業プロジェクトとして、洋画・邦画のプレミアイベントを誘致し、新宿という町の魅力を発信していくのが目的である。新宿は歌舞伎町など「映画の町」として栄えてきた歴史がある。現在も映画館の数は12館、36スクリーンと国内トップクラス。監督の羽住英一郎(43)も「僕も中学生の頃から千葉県からいつも新宿に来て映画を見ていました。いつも新宿に来ると、その時のワクワク感を思い出します」と語っており、新宿には特に思い入れがあるようだ。

この日、新宿伊勢丹前の目抜き通りに敷かれた長い長いブルーカーペットは通行人の度肝を抜いた。『海猿』のアライバルイベントのためだけに大通りの車道を封鎖するというこのぜいたく。見なれた新宿の風景はすっかり一変していた。まさに映画の町・新宿だからこそ実現できたことである。

23区で初の女性区長となった中山弘子新宿区長(65)は、以前も『スター・トレック』のプレミアイベントを歌舞伎町の公共の広場で実施するなど、町を挙げての一大映画イベントを積極的に実施しており、映画ファンにも定評がある。今回はこのイベントの目玉として、今日本で最も勢いのある『海猿』シリーズの最新作を熱烈オファー。今年最大の興収が見込める本作を誘致したことで「新宿と映画は昔から切っても切り離せない関係にある。新宿の魅力を発信していきたい」とやる気に満ちた様子で挨拶していた。

間もなく、リムジンカーがブルーカーペットに到着し、中からキャストの5名が登場。大歓声に迎えられ、ゆっくりとファンサービスをしながらカーペットを練り歩いた。ステージに立った伊藤は「こんなにすごいカーペットは初めて」と大感激で挨拶し、加藤も「皆さんの数に驚きました。改めて本当にこの作品は沢山の方に愛されていることを実感してびっくりしました。本当に暑い中ありがとうございます」と感動しきり。佐藤も「カーペットを歩いて幸せでした。ここからの眺めは絶景です」と興奮気味に語っていた。

THE LAST MESSAGE 海猿』は邦画の大作映画としては初の3D上映となる。2Dで撮影した映像の1コマ1コマ画面に映っている被写体の輪郭を丁寧に切り取り、それぞれの位置を空間上で再設定していくという気の遠くなるような作業で全1618カットを迫力の3D映像に変換した。火・煙・水の映像などは切り取り作業だけでも4日もかかったといい、配給の東宝は3D上映にも自信を見せている。前作の興収は71億円で、今作はそのさらに上を目指す。全国公開は9月18日(土)から。(澤田英繁)

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2010/09/14 1:39

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