『タイタンの戦い』サム、「I love Japan!」をファンに熱いメッセージ

サム・ワーシントン

 4月8日(木) 東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『タイタンの戦い』ジャパンプレミアに主演サム・ワーシントン(33)、ルイ・ルテリエ監督(36)が出席。一般招待者100名、会場外から見守る中、レッドカーペット・イベントが行われた。

 暖かな春の日中とはうって変わり花冷えする中、劇中に登場する王女アンドロメダをイメージしたという真っ白なノースリーブのワンピースを身にまとった優木まおみ(30)が、会場に姿を見せると一気に雰囲気が華やいだ。登壇した優木がマスコミの撮影取材を受けている途中、春風の悪戯が吹いた。するとワンピースの裾がふわりとめくれ上がり、慌てて裾を押さえて赤面するハプニングが発生。それは、誰もが知ってるマリリン・モンローの主演映画『七年目の浮気』の有名なシーンを彷彿させる1シーン。一瞬の出来事で著者を含む多くのカメラマンは、逃した決定的なシャッターチャンスに悔しがっていた。

 予定より遅れ、いよいよ主役2人が到着。前日に行われた記者会見ではジーンズ姿のラフな服装だったが、この日は2人揃ってスーツ姿。その姿が現れるとボルテージは一気に最高潮に達し、会場はファンの黄色い歓声で包まれた。

 ルテリエ監督は、「本当に日本に戻って来ることが出来て嬉しく思います。実は10年ほど前に一度来日したことがあるのですが、この作品を携えて来られて本当に嬉しい!有難う!」と挨拶。
 一方、『アバター』以来、約半年ぶりで来日した主演のサムは、「3つだけ伝えたい言葉があります。I love Japan!」と簡単だが熱いメッセージで、寒空の中に集まった大勢のファンを魅了した。

 一足先に映画を鑑賞したという応援ゲストの優木は、「凄く迫力があって、目の前に飛び込んでくる感じ。飽きずに爽快感があって、時間があっという間に過ぎました。大人から子供、男女共に素直に楽しめるゴールデンウィークにピッタリの映画!」とPR。それを聞いたルテリエ監督は「どうもアリガトウ!マオミさん!」と上機嫌で日本語でお礼をしていた。

 日本の女性にお薦めのシーンを問われたサムは、「イケメンが出て、みなスカート履いて、剣を持って戦っています。特に露出している足に注目して。」と冗談を交えながら作品の見どころを語った。それを聞いた優木は、「確かに筋肉が凄いです。特にサムさんが一番!」と答えると、サムが思わず赤面する一幕もあった。

 最後にルテリエ監督は、「ペルセウスは、人間的な魅力に溢れている人物。それを是非楽しんで下さい!」と映画をアピールしてイベントを締め括った。

 同作は、『原子怪獣現る』、『シンドバッド7回目の航海』等を作ったストップ・モーションアニメの巨匠レイ・ハリーハウゼン制作による不朽の名作『タイタイの戦い』のリメイク版。古代ギリシャ世界を舞台に、愛する家族を神に殺された勇者ペルセウス(サム)が、人間として神々に戦いを挑むアクション・アドベンチャーの超大作。

 映画『タイタンの戦い』は、ワーナー・ブラザース映画配給で4月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。2D、3D同時公開。(文・沢登健)

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2010/04/12 5:08

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