AKB48の虜になったJ・J・エイブラムスが手掛ける科学サスペンス『フリンジ』日本上陸

フリンジ

3月10日(水)、秋葉原で行われた『FRINGE/フリンジ』の試写会に音楽プロデューサーの秋元康(53)と、AKB48のメンバーの柏木由紀(18)、河西智美(18)、倉持明日香(20)、渡辺麻友(15)が登場した。

『FRINGE/フリンジ』は、2010年2月24日にBlu-rayのVol.1をリリースするや、海外ドラマBlu-rayの初動売上歴代1位を記録したJ・J・エイブラムスの科学サスペンス。科学といっても、人工知能だったり、予知能力だったり、科学としてまだ認められていないものが題材となっており、1話完結でありながら続きが気になる巧妙な話術で人気を博している。

この海外ドラマのキャンペーンに何でドラマとは全く関係のないAKB48が出て来るのかと思われる方もいるかもしれない。しかしこれが関係大あり。実はJ・J・エイブラムスはAKB48の大ファンで、『スター・トレック』のキャンペーンで来日したときもマスコミにそれを公言していたほど。AKB48劇場にも行ったことがあるらしく、その縁があって今回のPRにAKB48が選ばれたようだ。

J・J・エイブラムスがどれだけすごい人かというと、『スター・トレック』のジャパンプレミアで、あれだけのゲストが来日していながら、エイブラムスが堂々とセンターに立っていたのだから、ただそれだけでもその力の強さがわかる。俳優よりもスター性のあるクリエーターというわけだ。最近の海外ドラマでは出演者よりもむしろクリエーターの名前で売っているものが増えつつあるが、J・J・エイブラムスは、その走りといえる。

秋元康がこういう宣伝キャンペーンに参加するのはかなり異例。通常ならお断りしているところを、『フリンジ』は本当に広く薦めたいと今回の出場に至ったのだという。

秋元は我々の想像する以上にこのドラマにハマっている様子で、トークショーでは映像を上映しながらシーンに隠された秘密を一時停止して解説する熱の入りようで、「最初見た時は誰も気付かないんですけど、よく見るとここにヒントが隠されてるんですよ。この通行人にも最初は気付かないけど、この人も後から色々なところに出て来ます」とマニアックなウンチクで観客を驚かせた。6本指の手がコラージュされるなど、そのビジュアルセンスが素晴らしいとも絶賛していた。なんでもAKB48のメンバーにもメールで「面白いからちゃんと見ておくように!」と布教活動していたそうだ。

柏木は「最初はお菓子を食べながら見ていたけど、気がついたら正座して見てました」と、軽い気持ちで見ていたら、いつしかぐいぐい引き込まれていった様子。

渡辺は秋元の解説を聞いて「たったこれだけのシーンにこんなに沢山のヒントが隠されていたなんて驚きですね」と目をくりくりさせていた。

河西は「最初の飛行機のシーンを見て、うわー、私はこういうの駄目だと思った」とちょっと否定的な意見だったが、ハマる人にはハマるようで、倉持は「私は科学とか大好きなので、最初のシーンを見て一気に好きになりました」とかなりのめりこんだ様子。熱心にドラマの見どころをアピールする倉持を見て、秋元も感心して「倉持はちゃんと全部よく見てくれてるね。河西は携帯でも触りながら見てたんじゃないかな」とコメント。河西は「そんなことないですよ!」と笑い飛ばしていた。

『FRINGE/フリンジ<ファースト・シーズン>』DVDレンタル中。DVDコレクターズボックス1(税込み9,800円)&Blu-rayコレクターズ・ボックス(税込み24,500円)はワーナー・ホーム・ビデオより発売中。

秋元康

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2010/03/13 3:49

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