スタイル抜群! シン・ミナの登場に会場からため息
2月21日(日)、汐留にて、『今、このままがいい』のプレミア上映回が行われ、主演のシン・ミナ(25)が舞台挨拶を行った。
『今、このままがいい』は、2月27日からポレポレ東中野にて開催される「真!韓国映画祭2009」で上映される4作品の内の1本。韓国映画の新しい風を紹介する目的で始まり、日本にはなかなか紹介されない「小さい映画」を全国のミニシアターで巡回上映する。
シン・ミナは「日本で上映される韓国映画は、製作費のかかった大作と、韓流スターが出演するものばかりで、いつも残念に思っていました。韓国には小さい映画の中にもいいものが沢山あるので、こうして知ってもらう機会をいただけたのは嬉しいです」と挨拶した。
彼女の持つオーラには誰もが魅せられた。168センチという長身に48キロという軽さ。スラリとのびた手足に優しい笑顔。何気ないしぐさからして見る人をキュンとさせる。彼女が笑うたび、手を振るたびに、客席から「かわいい」というため息まじりの声が聞こえた。
しかしながら、さすがは韓流である。まず集まったマスコミの数の多さが尋常ではない。これほど記者が集まったのは同じ韓流の『グッド・バッド・ウィアード』以来だ。舞台挨拶中には客席のファンがステージに駆け寄って花束をシン・ミナに直接渡すハプニングもあった。実はこれは韓国の舞台挨拶では当たり前に起きる出来事。むしろ舞台挨拶中に花束を渡さなければ失礼と考えているファンもいるのではないだろうか。衣装を途中で替えたこともマスコミを驚かせた。ステージ上ではミニのワンピースであったが、そのすぐ後に行われた囲み取材では赤に黒のショートパンツで登場。髪型も変えるこだわりぶりだった。日本映画やハリウッド映画のイベントではいずれも考えられないこと。韓国映画侮るなかれだ。(文:澤田英繁)
2010/02/22 8:53