加護亜依が声高らかに肉食系女子を宣言

加護亜依

2月13日(土)、池袋にて『肉食系女子。』の初日舞台挨拶が行われ、主演の加護亜依(22)、日和佑貴(21)、監督の和田篤司、主題歌を歌う+Plusが登壇した。

『肉食系女子。』は『草食系男子。』と対になる作品。2009年の流行語がコメディ映画になった。肉食系女子は、男性を見るとすぐに喰らいつくのが特徴である。加護亜依演じる主役の名は大神狩子。その名もいかにも肉食系らしく、全肉食系女子を象徴しているといえる。

主演の加護は「かなり肉食系の女子になれたんじゃないかな。私は本当は草食系だと思っていたのですが、この映画の主役を演じていて、主役の気持ちが物凄くわかりました。ついてこいタイプかもしれないので、自分も肉食系だと気付きました」とコメント。肉食系女子を演じるためにたっぷり肉を食べて女性ホルモンを活性化させ、野性の本能を開眼させたという。

草食系男子役を演じた日和は、「自分自身も草食だと思っています。男女間でのつながりとか関わり、異性の友達も多いですし、女性にがつがつしないところが似ているんじゃいかと。演じるにあたって気を付けたことは、僕が認識してる草食男子と監督が認識してる草食男子のギャップを埋めていく作業でした。監督にA4一枚に詳しく書いていただいていたので得に苦労せずに演じさせていただきました」と話していた。

二人を演出した和田監督は「加護ちゃんは実際会ったときに史上最強の肉食動物だなと思いました。私もカメラマンも録音部も助監督もみんな加護ちゃんが大好きで、加護ちゃんの前では誰もが羊のような草食系男子になってたじたじでした」と現場の様子を語っていたが、これには加護も「たしかにあたしはリーダーしてたかもしれないです」と納得。

日和は「加護さんがとにかく目茶苦茶かわいいんですよ。監督の演出なんですけど、くしゃみひとつだったり、本当に何度見てもキュンキュンしちゃって」とメロメロの様子だったが、加護は「ちょっと!そういう話、本当にやめてよ!」と照れ笑いしていた。

加護は「そのまんまだと色々な人に言われたんですけど、学ぶことが多くて、こういうことをしたら男の人がこう思うとか、基本的に私は普段はメイクしなくて、女の子らしさが全くないんですけど、この映画と出会ってから、この映画と同じようなことをしたりするようになったので、ぜひこの映画を見て学んで欲しいと思います」と映画を通して男性に対するアピール方法も変わったという。

イベントでは加護の22歳の誕生日を祝うバースデーケーキも登場。+Plusはライブで2曲を歌い、プレゼント抽選会も実施された。

本心は肉食であっても、全然行動に移せていなければそれは草食といえるかもしれない。映画を見ると、自分自身が肉食なのか草食なのか、気になるあの人はどっちか?などなど色々と考える楽しさが生まれてくる。先行公開された『草食系男子。』と併せて鑑賞しておきたい。(文・澤田英繁)

肉食系女子。』は2月13日より、ヒューマントラストシネマ渋谷・池袋HUMAXシネマズ、お台場シネマメディアージュ他順次ロードショー。

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2010/02/14 23:30

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