崎本大海が声高らかに草食系男子を宣言

草食系男子。

2月11日(木)、池袋にて『草食系男子。』の大ヒット御礼挨拶が行われ、主演の崎本大海(23)、折原みか(26)、監督の和田篤司、主題歌を歌う+Plusが登壇した。

『草食系男子。』は『肉食系女子。』と対になる作品。2009年の流行語がコメディ映画になった。草食系男子は、女性に対して全然がつがつしないのが特徴である。崎本大海演じる主役の名は草野羊一。その名もいかにも草食系らしく、全草食系男子を象徴しているといえる。

和田監督は「男女関係は時代を映す鏡だと思ってるんですけど、草食系男子というのもゆとり教育だったり、女性の社会進出から生まれてきた概念で、これはコメディ映画なんですけど、今自分の生きている時代がどういう時代かと考えてくれたらより楽しくなるのではないかと思います」と自作を語っている。

崎本は、「その名の通りのタイトルの映画の主演をやらせていただきました。自分自身も草食系男子について勉強しながら、みんなに草食系男子がどういうものかというのを知ってもらい、草食系男子に対して愛を持ってもらうように願いを込めて作った作品です」と挨拶した。

司会から「草食系と肉食系どちらですか?」と聞かれると、崎本は「やはりその質問で来ましたか。聞かれるたびに今までは肉食と言い切ってきたのですが、今日はあえて草食と言わせてもらいます。草食は女の子に対して積極性に欠けるのではないかと、悪くとられがちですが、でも自分の人生観、信念をもってそういう風であることを貫いてることは逆にいえばすごく男気のあることをこの映画の中でも示しています。自分の恋愛観に関しては自分も信念を持って貫いているので、そういう意味では自分も草食系男子です。2009年の流行語、これからもしばらくは日本社会にはびこると思います。そういった草食系男子を、今日集まった肉食系女子の方々は、ハンティングする手引きとして、攻略のヒントを掴んでくれればと思います」と堂々とアピールしていた。

おりりんこと折原は、「私は自分から告白ができないので、向こうの方からがつがつ来てもらわないと恋愛とかに発展しないので肉食系の男子が好きだったのですが、でもこの映画を見て、草食系ってこんなにいい男子なんだなと今ちょっとぐらついている感じです」とコメント。おりりんは舞台挨拶中もカメラマンがカメラを向けるたびに、にっこり笑顔でカメラに目線を送ってくれて実に好印象だった。カメラマンとしてはモデルとして写真を撮っていてこれほど気持ちのいい人はあまりいない。会場がかなり暗かったので強度のフラッシュをバシバシ焚かなければ写真が撮れなかったのが残念だが、彼女には久しぶりに撮りがいを感じた。ぜひ今度はもっと明るい場所で撮りたいと思わせる人だった。(カメラ:澤田英繁)

草食系男子。』は2月6日より、ヒューマントラストシネマ渋谷・池袋HUMAXシネマズ、お台場シネマメディアージュ他順次ロードショー。

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2010/02/14 23:28

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