地球が静止する日
The Day The Earth Stood Still
2008/アメリカ/20世紀フォックス映画/104分
出演:キアヌ・リーヴス ジェニファー・コネリー ジェイデン・スミス キャシー・ベイツ
監督:スコット・デリクソン
http://movies.foxjapan.com/chikyu/
※動画はQuickTime形式です。
SF映画の作り方をわかってません [56点]
僕はSF映画が大好きで、未来都市とかロボットとかを見てるとワクワクしてくるのですが、その分、SF映画のセンスに関してうるさいので、採点も厳しくなりますよ。
この映画、いまいちSF映画を見ている時のワクワク感、電撃を感じなかったんですよね。予告見た時からわかってましたけど、子供騙しです。ロバート・ワイズ先生の『アンドロメダ・・・』みたいにセンス良く描いて欲しかったのですが、今一つ雰囲気に欠けます。霧がスタジアムを呑み込んでいくシーンなど、派手なシーンもありますが、ドラマに説得力がないとせっかくのスペクタクルも引き立たない悪い例です。
唯一面白かったのは巨大ロボを施設に移して色々分析するシーン。すぐロボの顔の前に部屋があるのが怖かったです。
2009/12/09 04:15
シネマガ管理人
淡々 [60点]
淡々とした作品。
キアヌ・リーブスが演じるエイリアンと同様にあまり表情のないストーリーだと感じました。
地球環境を回復させることが叫ばれている現代だからこその作品かもしれませんが、メッセージ性がいまいち薄い、と消化不良は否めませんでした。
2009/09/29 22:09
jake
SF好きなら [70点]
キアヌ・リーブスのエイリアンはすごく良かったです。感情を出さない表情とか、ちょっとぎこちない動作とかは「らしい」感じが出ています。
ただ、巨大ロボットは出てくるものの、インパクトに欠けてしまったのが残念。個人的にはもっと暴れまわってほしかったなぁ。
2008/12/30 02:02
スライム
ん、巨大なペプシマン? [75点]
オリジナルの「地球の静止する日」はずいぶん前にTVの洋画劇場で観ているはずなのだが、ロボットが出てきたくらいの記憶しかなかったため、本作は全くの新作として観ることができた。
ストーリーはそれなりに面白いのだか、ドラマ部分に強烈なインパクトがなく、CGの派手さと反比例して淡々と時間だけが過ぎて行ったような印象を受けた。
キアヌ・リーブスの無表情さは人間の形態に慣れていない宇宙人?らしくて良かったのではないか。
ご贔屓のジェニファー・コネリーは相変わらす知的で美しかったが子供との関係や私生活がほとんど語られず今一つ人間像が分かりにくかったものの、ジェニファー・コネリーを観られただけで満足である。
最も残念だったのはキャシー・ベイツの使い方で、あれでは国防長官と言うよりもどっちつかずの頑固なオバチャンにしか見えなかった。
だいたい地球最大の危機にアメリカ合衆国の大統領も副大統領もどこかに避難して姿を全く見せず、国防長官だけに指揮を任せるなんて、映画的には全然絵になっていないではないか。
キアヌ・リーブスを守るために登場する黒いペプシマンのような巨大ロボット?もほとんど動かないのが何だかなぁと言った印象である。(別の形態になると無茶苦茶動き回るのだか。)
とりあえずオリジナル版と比較をしてみたいが、地元のTSUTAYAにはあるのだろうか。wowowかスカパーで放送してもらいたいものである。
2008/12/22 21:00 (2009/11/07 06:22修正)
kira
2008年12月18日(木)、六本木にて『地球が静止する日』のジャパンプレミアが行われ、キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミス、監督のスコット・デリクソンが出席した。
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