The X-files: I want to believe
2008/アメリカ/FOX
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー ジリアン・アンダーソン アマンダ・ピート ビリー・コノリー
監督:クリス・カーター
http://movies.foxjapan.com/x-files2/
サスペンスとしてはいい出来だが [80点] [参考:1]
サスペンス映画としてはなかなかいい作品だと思うのだが、果たして「Xファイル」として映画化する必要があったかどうかが疑問である。
TVシリーズ終了から6年ぶりの映画化ということで、勝手に完結編と思い込んでいたアンタが悪いと言われればそれまでであるが、初期のTVシリーズの1エピソードを膨らませたような内容で、映画版「Xファイル」としてはやや拍子抜けしてしまった。
繰り返しになるがサスペンス映画としてはなかなか面白いアイデアで十分に楽しめる作品であり、「Xファイル」とは全く違う映画として作られたのなら主役のコンビで続編があってもいいのにと思ってしまう。
だが「Xファイル」と冠をつけられ、モルダー&スカリーのコンビが復活と言われるとどうしてもTVシリーズでよく取り上げてたUFOや宇宙人に期待をしてしまい、え、これで終わり?と感じてしまった。
それとも監督のクリス・カーターはこの作品を機会に、定期的に「Xファイル」の映画化かTVシリーズの復活をもくろんでいるのだろうか。
と、偉そうなことを書いたが、実際のところTVシリーズは第5シーズンの途中で挫折して観ていないので、これを機会に全部シリーズを観てみようかと考えているところである。
オマケ
初めて「Xファイル」のTVシリーズを観た時、「事件記者コルチャック」によく似た話だなと思ってたら、クリス・カーターがインタビューで子供の頃「事件記者コルチャック」が好きで、ああいった作品を作りたかったと言ってました。
2008/11/09 17:11