1408号室
2007/アメリカ/ムービーアイ/107分
出演:ジョン・キューザック サミュエル・L・ジャクソン メアリー・マコーマック
監督:ミカエル・ハフストローム
原作:スティーヴン・キング
※動画はQuickTime形式です。
ファンタジー [78点]
姉がもの凄く怖いと言っていたので、気合いを入れてみたのに、思ったほど怖くはなかった。
ホラー映画のときのドキドキ感はあまりなく、なんかファンタジーっぽかった。
支配人が怖い演出してます。
2010/04/20 22:51
tama
遊園地のお化け屋敷的な恐怖映画 [75点] [参考:1]
※ネタバレを含むレビューです。
怖い怖いと評判だったので期待し過ぎていたせいか、思ったほど怖いとは感じなかった。やはり映画は先入観なしで観るのが一番のようである。
ホラー映画にはいろいろな怖がらせ方があるが、本作にはモンスターが出るわけではなく、1408号室の部屋自体に邪悪が満ち溢れており、主人公を恐怖のドン底に突き落とすのだか、この手の映画が好きな人なら楽しく怖がることのできる作品である。
何となく既知感を覚えたのは超常現象が起きる設定が『家』に似ていたためであり、部屋に入った者が出口を見つけられなくなるのは『CUBE』を連想させるからだろうか。
得体の知れないモンスターは出ないが『リング』や『女優霊』などのJホラーと比べるとやはり怖がらせ方がストレートであり、ホラーの好みによっては好き嫌いが分かれる作品でもある。
意外と早くジョン・キューザックがギブしたのには笑ってしまったが、ところがどっこい1408号室に巣くう邪悪は彼をいたぶり続け、自ら死を選ぶこと以外の選択肢を与えようとしないのが観る者の恐怖感を増幅させている。
ここで残念だったのは主人公が見る過去にこの部屋で自ら命を断つ人々の姿がやや透き通った走査線の粗いテレビ画像のように描かれていたことで、電気的でリアリティーのない映像にちょっと興醒めしてしまった。
ここはやはり『シックス・センス』のようにそのままの亡霊の姿で現れた方が怖さも倍増したと思うのだがどうだろうか。
1408号室にいる邪悪が主人公の一番思い出したくない記憶をこれでもかと見せつけるのには怖いと言うよりも主人公が哀れに思えて仕方がなかった。本当にこの部屋に巣くう邪悪は嫌な奴である。
サミュエル・L・ジャクソンが演じるこのホテルの支配人は実にハマり役で、彼がいるだけでいかにも怪しげなホテルと感じてしまうのだが出番が少なかったのは意外であった。
いやあまり出しゃばり過ぎるとある意味1408号室の邪悪よりも目立ってしまうので、もう少し見たいと思わせる程度に登場した方がより効果的なのだろう。
そして主人公は無事に部屋から抜け出せたのか、部屋に取り付かれたままなのかのラストの解釈は観る人によって分かれるところであるが、どう解釈するかは実際に『1408号室』を観て判断していたたきたい。
とりあえず昨日泊まったビジネスホテルではジョン・キューザックのような経験をしなかったことは幸運であった(笑)
2009/08/28 00:13
kira
うーん・・・ [64点]
原作を読んでいないので、映画オンリーの感想として書かせていただくならば、
「えーと、それで一体、何が言いたかった?」
という感じでありました…すみません。
どうもいろいろと伏線は敷かれていた気がするんですが、それがすべてきちんと最後に焦点を結ばないというか、ほっぽられてるものが多かったんではあるまいか…なんていうことを感じ…。
確かに恐いっちゃー恐い部屋ではあるんですが、その恐怖の根幹の描き方が中途半端というか(実際にあんなとこに本当に閉じ込められたらたまったもんじゃありませんが)。
ちょっと期待していたほどのレベルではありませんでした。原作はきっとおもしろいのでしょうが。
ジョン・キューザックがちょっと太めだったのは、役作りのせいでしょうか。予備知識がなんもないのでわかりませんが…。でもジョン・キューザック、やっぱ好きです。
2008/12/24 19:24
cathy
もうホテルには泊まれません。。。 [95点]
是非、「幸運の25セント硬貨」に入っている原作「1408」を読んでから見ていただきたい。そうすれば、恐怖は倍増するかもしれません。
なぜなら本作品では原作以上の恐怖を提供してくれるからです。もうてんこ盛りです。席を立った時、自分がどれだけ緊張して鑑賞していたかを実感できました。
そこいらのホラー映画にでてくるようなベタなクリーチャや殺人鬼は出てきません。それなのに、体の芯から恐怖を感じさせる空気。気がついたら不安と恐怖に飲み込まれていました。
ジョン・キューザックが部屋のベッドを見ながら語ったセリフのおかげで、もうホテルには泊まれません。。。
2008/11/24 17:17
jake
2008年11月10日(月)、一ツ橋ホールにて、スティーブン・キング原作のホラー映画『1408号室』の試写会が行われ、稲川淳二と、最高齢グラビアアイドルの桜井美春が舞台挨拶をした。
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