ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


THE CODE/暗号

2008/日本/日活/124分
出演:尾上菊之助 稲森いずみ 松岡俊介 斎藤洋介 テイ龍進 宍戸錠 松方弘樹 佐野史郎 貫地谷しほり 
監督:林海象
http://www.the-code.jp

偏差値:51.5 レビューを書く 解説

あの人が [70点]

※ネタバレを含むレビューです。
映画の最後を見ると、あの人が出ていました。映画のどこに出ていたのか、よくわかりませんが。出てくる探偵のメンバーが豪華なのの弊害でしょうか。それでもスタッフロールにも残したのは何かのメッセージなのかと感じました。映画であの人の顔を見るのは私にとって、これで最初で最後になるのかもしれませんが。弱いヒーローには感情移入しやすいですね。

2009/05/24 18:12

etpinfu

参考になりましたか?

チネチッタ爆破!! [45点] [参考:1]

プレミア試写会へ行ってきました。

舞台挨拶前に劇中の宍戸錠と松方弘樹の対決シーンを、
ガンバトル?を再現して盛り上げる。

宍戸錠ってもっと若い印象があったけど、いっぱいいっぱいだったなぁ。
劇中での対決シーンも監督の思い入れがあるのかもしれないが、僕にはかなり痛々しかった。
松方弘樹の方はそれなりに頑張っていて、一瞬で数人を消し去るシーンはちょっとカッコよかった。

話はすぐに上海に飛んでしまうけども、始まりは川崎からで、冒頭の僕には馴染み深いシネコン“チネチッタ”の爆破シーンには痺れた。

川崎では多くの探偵たちが登場し、507がテンポよく暗号を解き、爆弾を解除していく様は面白い。その探偵の中に加勢大周が、わ~お。

そこまではよかったんだけど、上海に移ってからはなんだか、ナショナル・トレジャー状態と言えば分かるでしょうか。

暗号解読の天才が今回の主人公ですから、こちらと同じレベルで暗号を解いていくのも可笑しいのでしょうけど、あまりスッキリ感は味わえない。

斎藤洋介は笑わしてくれるし、終盤に分かる暗号のそういう状況に、雰囲気にならないと分からないよねという、見えてるものが全てじゃないという、父親の想いはよかったけどな。

シリーズのファンには、もっと楽しめるとは思います。

2009/04/22 19:05

いきいき

参考になりましたか?

コメント1件

短編を見てみたいです [20点]

林監督はかなり暗号の勉強をして撮影に臨まれたそうなので、暗号好きの人にはたまらないのではないでしょうか。
ただ、キャストの年齢設定に無理があるのが気になって仕方がないです。
ストーリーにリアリティーがないまま2時間というのはちょっと辛かったので、短編の方を見てみたいです。

2009/04/22 16:04 修正する

hanabi666

尾上さんの佇まいに圧巻 [60点] [参考:1]

林海象監督が手掛けたインターネットシネマの集大成等もいえる作品ということで、楽しみにしていました。昨年東京国際映画祭でも上映されており、話題になっていた作品。歌舞伎俳優、尾上菊之助初のアクション映画主演で、歌舞伎界から探偵界にきた彼は暗号解読に優れた探偵507となる。前半の川崎市連続爆弾事件を解決するシーンは、テンポがあってよかったです。この探偵事務所シリーズは、もともと川崎が舞台の作品なので、川崎住民にはとても楽しめるシーンが多くでてきます。特に川崎地下街など、みたことがある場所が多く、それを見ているだけでも楽しめました。しかし後半、上海で旧日本軍にまつわる暗号解読に取り組むシーンは、前半と違ってテンポが遅かった。ただ、この映画は前半に今までの探偵事務所5シリーズに出演している様々な探偵が出てくるので、その部分も豪華です。さらに宍戸錠さんと松方弘樹さんの決闘など、映画に渋みを増しています。特に松方さんは、宍戸さんよりも年上の役柄という設定のため、白髪にしての演技に挑んだとのことでした。さらにガンアクションも見ごたえがあります。往年のスターという貫禄がありました。又尾上さんはさすが歌舞伎のプリンス、その佇まいが映画に安定感をもたらせていました。さらに稲森さんは今回中国語で歌を歌っていますが、その部分もキレイでミステリアスな女性を演じていました。この映画、林海象監督のファンはもちろん「33分探偵」「SP」などが好きな方には楽しめると思います。

2009/04/22 12:35

こっこ

参考になりましたか?

トラックバックはこちらのアドレスから受付しています。トラックバックについて