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GSワンダーランド

2008/日本/日活=デスペラード/100分
出演:栗山千明 石田卓也 水嶋ヒロ 浅利陽介 高岡蒼甫 温水洋一 武田真治 大杉漣 杉本哲太 岸部一徳 
監督:本田隆一
http://www.gs-w.jp/

偏差値:59.6 レビューを書く 解説

普通に面白い! [93点] [参考:1]

普通に面白く、普通に楽しく観ることが出来る映画でした。

GS=グループサウンズって何?というところから説明がなくても普通に「あ、こんな時代があったんだ」って感じで受け入れられますし、ラストのオチも「あ、そういうムーブメントってあるよねぇ」って普通に感じられるし、エンターテイメントしては非常に納得できる「王道」の娯楽映画です。
水嶋ヒロ、栗山千明、石田卓也、浅利陽介のタイツメンの面々は「さすがにそこまで安直にいくかなぁ?」って突っこみはあるにしても、ノリの良さで突っ走っていきますし、武田真治や大杉漣、杉本哲太といった豪華な脇役陣は生暖かい視線でこのBOY’S&GIRL’Sを見守ります。
もちっと現実は厳しかったはずですが、そこはご都合主義。
楽しまなければこの映画観る資格がありません。
御大岸部一徳(元タイガース)のご子息(岸部大輔)が最初の一曲を歌うところに監督のこの映画にかける深い愛情を感じることが出来ます。

音楽映画ですから、この映画は映画館に出かけて行って観なければ意味がありません。
「祭り」を体験したければ、レイトショーででも行って観てくる価値は十分ある力作です。

2008/11/17 00:33

菊池米

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音楽好きなので見ました [81点]

60年代の雰囲気がよくでていて、意外に良かった映画です。日本のGS(グループサウンズ)について、かなり詳しくなれました。バンドっていいよねって、あらためてそう思いました。栗山千明もかわいいし、それをとりまく3人の男性達とのコミカルなやりとりも楽しめました。いいなあ、この仲。

本物のGSの体現者、岸部一徳が出てるのが嬉しい。彼なしのキャスティングなんてありえなかったのでは。しかもかなり自分勝手な社長の役で、専務大杉漣の従順ぶりとか笑えました。杉本哲太が専務にどなられてすごく一生懸命がんばっている姿に同じ社会人として、結構じんとくるもがあったりしました。でも一番良かったのは、武田真治。のりのりで軽い感じの社長でしたけど、心の中ではきちんと経営者のハートをもっていて、なかなかほれぼれするものがありました。

2008/11/15 12:35

シネマガ管理人

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