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ハンサム★スーツ

2008/日本/アスミック・エース
出演:谷原章介 塚地武雅 北川景子 大島美幸 ブラザートム 佐田真由美 本上まなみ 山本裕典 佐々木希 住田隆 池内博之  
監督:英勉

偏差値:57.4 レビューを書く

見事期待した通りの展開に・・・ [88点] [参考:1]

どんなブサイクも、着るとハンサムになる夢のスーツ。いや、僕もこれ欲しいです。そんなわけで、映画を見ながら夢を見させてもらいました。この前みた『カンナさん大成功です!』が女性版なら、こちらは男性版といえるかな。

『カンナさん』の山田優は無茶苦茶かわいかったけど、こっちの谷原章介も本当に無茶苦茶かっこいいですよね。男から見てもかっこいいと言える人ですね。笑顔が無邪気で気持ちが良い。

スーツを着ているときと着てない時でギャップが大袈裟に描かれていたのでかなり笑いました。ハンサムになっているときに、何か失敗しないかと、ハラハラしたりも。

話の展開としては、本当に期待通りの展開になってくれて、そこがすごく気持ちよかった。映画が期待通りの形になることがこんなにも気持ちがよかったなんて。

あと、僕としては携帯で小さな幸せを撮るシーンの二人の想像力の豊かさにも吹きました。色々と笑えるシーンも多いし、とても幸せな気持ちにさせてくれる映画ですね。テレビ放送されるたびに何度でも見たいと思いました。

2010/02/15 01:28

シネマガ管理人

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分かり始めた、まい・れぼりゅーしょん☆ [73点]

※ネタバレを含むレビューです。
思わず歌いたくなる、そんな一作。
ブサイクとして不当な扱いを受ける琢郎と、美人の○○が結ばれるラブストーリー。

素材としてはよくある話ですけど、そこにハンサム・スーツというトリックが加わる事でよくある話が、あっと言う間に右へ左へのドタバタコメディへと仕上がっていました。
CGも多用していて「おおっ」と思う所もあったり。作り込みは良くできてたんじゃないかなーっと思います。

何よりもウケたのは、スーツの青山!!
いや、確かにスーツといえば、青山かハルヤマですけど! しかも、そこで温水さん何してるんですかっ!!
スーツを選ぶ所での小ネタや、物語進行上での妨害やトラブルもしっかりと笑えて個人的には良かったですっ。

ラストの展開は、ある程度予想は出来たけど、やっぱりやや強引かなーっと思ってしまいましたが、これはこれでいいかなーっと思う一本でしたっ。

2009/03/31 05:02

ころね

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笑えて泣けて元気になれる映画 [80点] [参考:1]

ストーリーは予定調和的で意外性を狙った終わり方も途中で予測がつき実際そのとおりの結末であった。

だからと言って底の浅い作品だと言うつもりはなく、むしろこちらの期待どおりにストーリーが進むため安心して観ることができる作品である。

テンポもよく懐かしい歌もたくさん使われていたため、後から考えると「ん?」と思えるところも劇場ではすんなりと受け入れてしまっていた。

主役でブサイク担当の塚地武雅は演技派ではないが「間宮兄弟」や「キサラギ」でもそうであったように、笑いの中に時折り見せる真面目な演技が妙に味のある役者である。

もっとドランクドラゴンの1人でもある本人は役者ではなくコメディアンだと主張するかも知れないが。

そしてもう1人の主役でハンサム担当の谷原章介はTVドラマではその顔に似合わない三枚目役をよくやっているので、本作の三枚目もお手のものといったところであろう。

しかし顔だけでなくスタイルもよければ声もいいとなると、塚地武雅じゃないがまったく神様は不公平であると文句の1つも言いたくなる(笑)

少し残念だったのは予告編で決めの台詞をたくさん使っていて、ここであの台詞を言うんだろうなと観ている途中で予測が出来てしまったことである。

いやここは善意に解釈して、あの台詞はこの展開があってこそ出てくるんだなと思って観るのも映画の楽しみ方の1つかも知れない。

とにかく見終わった時には誰もが元気になれて、エンドロールに流れる「マイレボリューション」をつい口ずさんでしまうそんな映画である。

2008/11/19 22:43

kira

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