Casino Royale
2006/アメリカ・イギリス・ドイツ・チェコ/ソニー・ピクチャーズ/144分
出演:ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン ジュディ・デンチ ジェフリー・ライト
監督:マーティン・キャンベル
(データベース登録者:ハローメロウ)
偏差値:60.7 レビューを書く
こういうのを待っていた! [95点] [参考:1]
このレビューはネタバレを含みます
ここ最近の007作品の傾向だった、超人オリンピックばりのスーパーアクションを排し、原点への回帰を狙った本作。面白かったです。
ボンド役もピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに交代。これは本国ではかなり批判を受けたようで、観る前までは僕も不安でしたが、いざ観てみるとその不安は杞憂に終わりました。
全然問題なし。ポーカーで負けてついカッとなり、相手を刺そうとしてしまうような、まだまだ若いジェームズ・ボンドを完璧に演じきっていたように思います。
携帯やPCといった、極めて「現代的」なハイテク機器で敵を追い詰めるのも好感度アップ。このリアリティが欲しかった。狙ったように出てくるSONYの文字はご愛嬌ということで。
アクションが少なくても007はこんなにも面白い作品である事を本作で見事に証明してくれました。個人的には007最高傑作と言ってもいいかもしれません。
本来なら90点ですが、ボンドガールが美人なのと、ラストシーンがカッコイイので+5点。本当にオススメです。
2008/07/27 17:06