1988/日本/東宝/88分
出演:辰己努 白石綾乃 志乃原良子 山口朱美 酒井雅代
監督:高畑勲
偏差値:57.1 レビューを書く
夏になると、泣かされた。 [50点]
このレビューはネタバレを含みます
夏になると、必ずロードショーとかで流れる一本ですよねー。
私もロードショーで何度も観て、ビデオで観て、その度にボロボロと泣かされる訳なんですが。
大切な人が亡くなってしまうというのは、とても悲しい事です。この作品では、一家全滅という末路を辿るとても悲しいお話なのですが。
もう毎回思うのが「清田くんはもっと大人になれば良かったね」という事なんですよねー。
確かに、時期が時期、戦争で物資が不足して皆が混迷している最中だった訳なんですが、それは皆同じだったはず。
小母とのぶつかり合いが酷かったのはあったにしても、やはりそこは我慢していれば、少なくとも節子ちゃんは助かって二人ともなんとかまだ生きていけたんじゃないかな~っと思ってしまう部分があったりなかったり。
もちろん、必ずそうなった訳じゃないですけどね。
皆が戦争はいけない、生命は大切ーっと友達が唱えているのに、私は「人間、やっぱり我慢が大事だねーっ」と返してしまった、そんな夏の一品。
2009/03/31 05:18