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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

The Chronicles Of Narnia: Prince Caspian
2008/アメリカ/ウォルトディズニースタジオ
出演:ベン・バーンズ ジョージ・ヘンリー スキャンダー・ケインズ 
監督:アンドリュー・アダムソン
http://www.disney.co.jp/narnia/narnia2/

偏差値:57.9 レビューを書く 解説

第1章より数倍面白い [80点]

※ネタバレを含むレビューです。
やたら長く感じた第1章と比べて第2章はあっという間に終ったように感じました。
上映時間は第2章の方が長のにそれだけ作品に引き込まれていたのかな。
こういった作品は敵役が悪い奴ほど面白くなると思うのですが、第1章の白い魔女より第2章でカスピアン王子の暗殺を企む摂政とその家臣が何とも憎々しいのがよかったですね。
戦闘シーンやピーター王と摂政との一騎打ちはぜひ映画館の大画面で観てほしいです。
それにしても4兄弟のうち次女以外の3人は戦いになると強いこと強いこと。
ロンドンでは普通の学生なのにナルニア国では剣と弓で敵兵を躊躇なく倒すことができるのにはちょっと違和感がありました。
次回作も楽しみですが、長男と長女はもうナルニア国へは行けないような終わり方だったのが気になります。

2008/06/01 02:55

kira

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第1章はおとぎ話、第2章はアクション! [85点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
オープニングが圧巻!久しぶりに躍動美あふれる映像で、ワクワクした!
カスピアン王子が王位継承を巡って、城から森へと逃亡するシーンなのだが、スピード感、躍動感の映像が素晴らしい!見るものの心を一気に現実からナルニアの世界に引き込ませた!
ぜひ、このシーンは大画面で見て欲しい!

全体の印象度は、第1章の冬から春へと変化していく柔らかな雰囲気から、一転して「ロード・オブ・ザ・リング」のようなハードなアクションが盛りだくさんになった。
アクションが好きな人もそれなりに満足できる仕上がりだろう。
ペベンシー4兄弟もそれぞれが成長して、たくましい姿を見せてくれた。(みんな大きくなったなぁ。)
長男、長女は今回の第2章で登場は終了となるらしい。少々寂しいね。

私が一番、うれしかったのは「ナルニア国物語」のテーマが第2章も変っていなかった点だ。
子供時代しかもてない真のファンタジー。
目の前に起こる不思議な出来事を、あるがままに信じることのできる無垢な心。
今回もナルニアの王アスランと深い絆で結ばれている、次女ルーシーがナルニアの救世主として鍵を握っている。

できるなら第1章を見てから見ることをお勧めする。
第1章がわかっているとより楽しさが増す作品だろう。

2008/05/31 20:13

ちりつも

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