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2008/日本/東宝
出演:柴咲コウ 仲村トオル 岡村隆史 江口洋介 キティ・チャン ティン・カイマン 
監督:本広克行

偏差値:47.0 レビューを書く

勢いのあったのに……。 [43点]

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たいなー観たいなーっと思いつつも、スケジュール都合で観れなかったのでレンタルして観ましたー。

最近、妙に「少林」って名の付いた作品が多いですよねー。まあ、どの作品も基本的に超人者という訳なのですが。はい、こちらも超人ネタですねー(笑)

ただ、先にハッキリと結論を言うと、この作品は「詰め込み過ぎ」でしたっ。

9年間の修行を積んで帰ってきた主人公が、潰れてしまった道場を建て直す途中、ラクロス部員になる……という流れなのですが、ここまではまだ大丈夫。

でもでも、この後が勿体ない。
もしもここで止めて、少林サッカーの様に……差別化する為の策だったのかも知れませんが、これならしなかった方が良かったかも……最終的な敵に他校の最強ラクロス部にして、その強敵と戦って勝つという風にラクロスだけを中心にしていれば良かったのに、ここで学校の最高幹部と戦うというベクトルごと変えちゃう方針を取っちゃったんですよねー。

キャストにしたって、少林サッカーを観ているなら思わず「おおぅっ!」と思ってしまう配分だったのに、微妙な感じでしたし。岡村さんだって、もっと面白い……あれはあれで独特な感じでいいですが……ように料理出来たんじゃないかなーっと思ってしまったり。

なんというのか、見事に消化不良な気分になっちゃう一本でした。

2008/12/25 20:54

ころね

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