ゴースト　もういちど抱きしめたい

2010/日本/パラマウントピクチャーズジャパン、松竹
出演：松嶋菜々子　ソン･スンホン　樹木希林　鈴木砂羽　橋本さとし　芦田愛菜　
監督：大谷太郎
プロデューサー：一瀬隆重
主題歌：平井堅
http://ghost-movie.jp

アルゴイッソヨ [85点]

ストーリーはそのままでしたね。
だから比べるとどうしても分が悪くなるのは仕方ないですね。
ひとつの映画としては良く出来ていたと思います。
オリジナルを知らなければ十分楽しめるのではないでしょうか。僕はオリジナルも見ましたが楽しめました。

邦題になっってるオリジナルの"幻"と、こちらの"抱きしめたい"、作品を良く表してるなと思うのですが。

2010/11/20 16:41

※ネタバレを含むレビューです。
いつにも増して女性だらけの試写会だったのが印象的。
SATC並みに９割以上が女性。
ただし、SATCより明らかに年齢層は高い。
ソン・スンホンが出演するから？
ワタクシのように、この映画が観たい！
と思うオトコは少ないのだろう。

注意
この作品は、特に何も知らずに観た方が楽しめると思います。
おぼろげにオリジナルを覚えているくらいの状態でみましょう！

【感想】

なんで、この映画が観たかったのか？

“こわいもの観たさ” です。（笑）

正直言って、最初のうちはみていてハラハラ。
デミとパトリック・スウェイジのイメージが強いですから。

でも、途中から、結構良いキャスティングだね！
と思いながら観ました。
ソン・スンホンをもって来たのは正解。
狙い通り女性客を呼び込めるみたいだし。

ストーリーで公になっているようですが、命を落とすのは七海です。
うちの娘が知っていたくらいだから皆知っているのでしょうか？

ところが、私は何も知らずに観ました。（笑）
そのためオリジナルと同様に、ソン・スンホンがゴーストになると思ってました。
そんな感じで見るほうが楽しめます。
これ読んで初めて知った方（はあまりいないと思うけど）
ゴメンナサイ。

七海の死後展開するサスペンスはなかなかのもの。
オリジナルはすっかり忘れ果てたので確かな事は言えません。
が、いいアレンジしてるのではないかと思います。

“こわいもの観たさ” で観て、正解でした。
一般試写会では珍しく、終映後、盛大な拍手があったことを付記しておきます。