告白

表現にこだわりすぎ [84点]

日本アカデミー賞の最優秀作品賞に選ばれた作品。米国アカデミー賞にも出品した昨年度日本映画の代表作。2010年度の作品では、最も技巧の優れた作品だと言える。

日本でもこういう映画が撮れるんだなという驚きと感動があったけれど、正直、あまり見ていて良い気分になる映画ではなかった。その意外性と、複雑なエピソードがからみあって、枝分かれしていたストーリーが一気に集まってラストを迎える構成は見事の一語だが、全体のこのどよーんとした負のオーラはどうも好きではない。

丹念に練り込まれた感じだが、映像の雰囲気は長時間のミュージック・クリップを見せられているよう。最初のシーンは牛乳の広告かと思ったくらい。スローモーションを駆使して、被写体の動きそのものを画的にユニークに見せており、最後まで何が起きるか予期できなかった。ただ、表現技法にこだわりすぎたせいか、正統派を好む僕にはちょっとくどい映画だった。あの先生のその後が心配です・・・。

2011/03/26 22:47

シネマガ管理人

復讐？教育？ [71点]

『ヱｳﾞｧﾝｹﾞﾘｦﾝ』と『ﾘﾘｨ･ｼｭｼｭのすべて』を合わせたような作品。
表向きに見ればただの復讐かもしれないが、同じ過ちを繰り返させないための教育とも取れる。
(。-`ω´-)難しいね…。

2010/11/12 17:02

snufkin

壮絶なる復讐 [85点]

※ネタバレを含むレビューです。
映画が終わって、エンドロール中に席を立つ人は一人もいなかった。
観終わった時、色々な気持ちが入り混じって、言葉が出てこなかった。
森口先生の復讐は、恐怖感はなはだしいく恐ろしいものであった。しかしわずかながらも爽快感も感じることが出来た。この感覚は不思議である。
加害少年への復讐を恐ろしいと思えたのは主役の松たか子さんの演技力にようところが多いが脚本のよるところ大であると感じた。

2010/07/06 22:30

hachi

重い！ [80点]

鑑賞後になんともいえない重い気持ちに・・
どういった感情と表現できない・・
エンドロール中も観客の誰一人として立つことなく、無言

2010/07/05 11:10

あい

原作は読まずに [70点]

原作を読まないで観に行った方が、
意外なストーリー展開が楽しめると思います。
どの登場人物の視点によるかで
次々に新たな事実が判明して行くところが
面白いです。

2010/07/04 13:21

megumi

本とは別の楽しみ方 [90点] [参考:1]

原作を映像化するとこうなるのかと思いながらラストは原作にない展開。エンドロールでは、誰も立たず、しゃべらず、衝撃がいかに大きいかわかります。

2010/06/29 22:30

jazzbowwow

コメント1件

ドッカーン [95点]

※ネタバレを含むレビューです。
賛否ありますね。
でも、観て損は無し、そのような皆さんの点数ではないでしょうか。
それと15Rでなくても良いと思いますが、それは大人だから思うのですよね。
演者の15歳と視聴者の15歳は違いますよね。
トラウマになる子もあるでしょうし。

僕は、ストーリーはともかく、画の美しさと、松たか子、木村佳乃、二人の女優（ここは強調です。）を観れただけでも十分満足です。


以下、ネタばれです。
僕は爆発はしていないと信じたい。

2010/06/29 21:57

zerozerooyaji

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