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2010/日本/東映/126分
出演:堤真一 夏川結衣 吉沢悠 中越典子 松重豊 成宮寛貴 矢島健一 平田満 余貴美子 生瀬勝久 柄本明 
監督:成島出
http://www.kokouno-mes.com

偏差値:62.7 レビューを書く 解説

すてきな作品 [95点] [参考:2]

「孤高のメス」というタイトルと脳死肝移植という内容から、重い感じの作品をイメージしていましたが、全然違いました。
確かに、主人公の当麻は、金銭や名誉等には、まるで興味がなく、そういう意味では、一般の人からはかけ離れた”孤高”の人なのかもしれません。
でも、決して近寄りがたい人ではなく、仕事に対しては厳しいけど、声を荒げたりきついことを言うことはない。
みんなと食事をしたり、たわいのないことで笑ったり、いじけたり、みんなが一緒にいたいと思い、そのために、自分もがんばろうと思わせる人。
そんな彼だから、患者や患者の家族、スタッフとも、どんどんつながっていけるし、自然と周りの人達もつながっていく。とても良い関係です。
観終わって、私もがんばろうというエネルギーをもらった気がします。
また劇場で観たいです。

2010/05/23 23:33

しまねこえふ

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