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孤高のメス

2010/日本/東映/126分
出演:堤真一 夏川結衣 吉沢悠 中越典子 松重豊 成宮寛貴 矢島健一 平田満 余貴美子 生瀬勝久 柄本明 
監督:成島出
http://www.kokouno-mes.com

偏差値:62.7 レビューを書く 読者レビュー(5)

「脳死肝移植」というタブーに挑む一人の医師。 その信念は、命を救う

現職医師が医療制度の深部を鋭く描いたベストセラー小説「孤高のメス」が衝撃の完全映画化。“患者を救う”という当たり前の行為の前に立ちはだかる諸問題――医師丌足、手術ミス、地域医療、臓器移植・・・。医療のあるべき姿とは?病院とは?そして、命とは?そこに真摯に向き合う一人の医師の信念が、深い感動を呼び起こします。この医療小説の最高峰に堤真一[主演]×成島出[監督]という映画界きっての実力派が挑戦。現役医師陣が完全バックアップした本格的な手術シーンも必見です。

1989年。地方都市にある市民病院に外科医・当麻鉄彦が赴任してくる。そこは大学病院に依存しなければ運営することが出来ない、悪しき体制が蔓延した病院だった。そのような中でも、当麻は己の信念を曲げることなく次々と困難なオペを成功させていく。そんな最中、市長が病に倒れる。救う手立ては肝臓移植しかなく、それは法律的にタブーとされている手段であった。“なぜ、目の前の患者を助けるのに、最善の手段が講じられないのか?”当麻は静かに決意をする・・・。

6月5日(土)より全国ロードショー

堤真一が迫真の演技で手術シーンに臨んだ『孤高のメス』公開

堤真一が迫真の演技で手術シーンに臨んだ『孤高のメス』公開

6月5日(土)、銀座にて、『孤高のメス』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、そして成島出監督が登壇した。