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ダレン・シャン

Cirque Du Freak : The Vampire's Assistant
2009/アメリカ/東宝東和
出演:クリス・マッソグリア ジョシュ・ハッチャーソン ジョン・C・ライリー 渡辺謙 サルマ・ハエック ウィレム・デフォー パトリック・フュジット ジェシカ・カールソン 
監督:ポール・ワイツ
原作:ダレン・シャン
http://darren-shan.com/

偏差値:52.4 レビューを書く

ライラの冒険を彷彿とさせる……。 [60点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
12巻まで続いた大ヒット作品「ダレン・シャン」の実写化第一弾!

フリーク達の集まる夜のサーカスに足を運んだ蜘蛛大好きのダレン少年と吸血鬼大好きの友人のスティーブ。
しかし、そこでスティーブは、フリーク達の中に混じって生きる吸血鬼のラーテンを発見し、楽屋に押しかけ吸血鬼になりたいと懇願。一方、ダレンはラーテンの綺麗な毒蜘蛛を思わず盗んでしまった。
その後、ダレンの盗んだ毒蜘蛛がスティーブを刺してしまい、解毒剤を手に入れる為、再び助ける為にラーテンの元に赴くと、解毒剤と引き替えに半吸血鬼となれと条件を突きつけられ、結果半吸血鬼として生きる事になるダレン。
急死に一生を得たスティーブだったが、彼も再び吸血鬼になる為、ラーテンとは敵対関係にあるタイニーに目を付けられ吸血鬼となるのであった。
ダレンとスティーブ、この二人が長年休戦状態だった吸血鬼戦争が勃発する引き金になっていくのであった……。

本作を見終わった直後の感想としては「ライラの冒険」でした。

原作を読んだ事がないので、原作との差異は分かりませんが、出来事態はそれ程悪く無かったかと思います。
ただ、悪くなかった割に、印象があまりなかった感じで、これと似た感じが「ライラの冒険」だったんですよねー。

調べてみると、なんでも映画化するに辺り、版権を手にした会社が放棄して白紙になったり。
複数構成の予定だったのに、興行的な理由で白紙になってしまったり……裏側はなかなかドタバタとした本作だった模様です。

あと、続編を意識した作り方になっているので、物足りない感がありました。
最近、続編があるから~っていうのノリでモノは作っちゃイケナイ気がしますねー。
興業不振、景気悪化など理由は様々ですが、やはり一つ一つもう続編は作れないかもしれないと思って一つで終われるような形にして欲しい気がします。

2011/02/19 04:47

ころね

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