ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Harry Potter and the Half-Blood Prince
2008/アメリカ・イギリス/ワーナー・ブラザース映画
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリントン エマ・ワトソン アラン・リックマン トム・フェルトン マイケル・ガンボン 
監督:デヴィッド・イェーツ
原作: J・K・ローリング
脚本:スティーヴ・クローヴス
撮影:ブリュノ・デルボネル
美術:スチュアート・クレイグ
衣装:ジェイニー・ティーマイム
編集:マーク・デイ
音楽:ニコラス・フーパー
http://www.harrypotter.warnerbros.co.jp

偏差値:56.3 レビューを書く 解説

最終章への伏線 [70点] [参考:1]


あんな長い物語をとてもうまくまとめられていて
満足いく作品です。不遇なハリーを見守る校長の姿は素晴らしく、
闇に勇気を持って戦いを挑み、子ども達を全精力で愛情を持って接し、
守る姿には感動します。ダンブルドア校長はとてもステキでした。
シリーズそのものがダークな内容になりつつある本作が、
ハリーとヴォルデモートの関係を深めつつ、いよいよクライマックスへと展開していきます。

恋愛模様も多少あり、戦闘もそこまでなく
、この物語の世界観がしっかり描かれていて
伝えなければいけない情報がそつなくちりばめられています。
映画ですので、原作を全て詰め込むことはできないのでしかたないですが。。。
笑えるところもありました。

映像は奇麗なんですがそれだけで見終わって余韻が感じられないのは少し残念でした。
見終わって爽快感は得られませんが、最終章「死の秘宝」に向けて必要最小限の事柄が
うまくまとまっていたと思います。
原作からはぶいて欲しくない箇所も多くありましたが、
ダンブルドアとの触れ合いに重点絞ったのは正解なのではないでしょうか?
やはり皆好きな映画ですよね!

2009/07/31 11:34

こっこ

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する