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MW -ムウ-

2009/日本/ギャガ・コミュニケーションズ/129分
出演:玉木宏 山田孝之 石橋稜 石田ゆり子 山本裕典 山下リオ 鶴見辰吾 
監督:岩本仁志
原作:手塚治虫
プロデューサー:松橋真三
http://mw.gyao.jp/

(データベース登録者:キキョウ

偏差値:55.5 レビューを書く 読者レビュー(5)

16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。
その事実は、政府の手で一夜のうちに闇に葬られ、事件は忘れ去られるはずだった。
しかし、そこには、神の悪戯で生き延びた二人の少年の存在があった。
そして、その二人こそ、すべての始まりだった—。


INTRODUCTION

生誕80周年を機に放たれる衝撃。手塚治虫最大のタブー解禁。
日本映画史を塗り替えるサスペンス・エンタテインメント超大作誕生!!

「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「どろろ」「ブラック・ジャック」……世界中から愛され続ける、名立たる手塚治虫作品の数々は、独自の世界観や深みのあるドラマ、娯楽性、力強く訴えかけるメッセージなどで、世界中の人々の琴線を振るわせてきた。しかし、そんな手塚コミックの中でも、圧倒的異彩を放ち続ける「禁断の傑作」がある。それが、この「MW −ムウ−」だ。
16年前に、ある島で起きた悲しくも恐ろしい事件。そして、その事件が産み落とした“光”と“闇”を描き出した本作は、事件によって地獄を背負うことになった一人の男が、犯罪に手を染めながら国家に立ち向かい、逆説的に正義・生きることの尊さを問い正す。そのスケールの大きさはもとより、勧善懲悪という枠に決して収まらない、人間の原罪を問うというテーマの衝撃性がゆえに、“映像化不可能”とまで言われ、これまでも何度となくクリエーターたちがその実写化を企てては挫折してきた一本である。しかし日本が誇る天才・手塚治虫の生誕80周年である2009年、圧倒的映像迫力と、緊張感溢れる派手なアクション、これ以上ないキャスティングをもって、いよいよ、この最高峰エンタテインメント超大作がスクリーンに登場する!2009年夏、手塚治虫の知られざる暗部に光が当たり、秘められたもうひとつのメッセージが、遂に紐解かれる——。
16年前の事件の生き残りの一人、結城美智雄。事件の鍵を握る“MW”の謎を追い続け、背後に蠢く巨悪と対峙するため自ら闇へと身を堕とし、運命を狂わせた惨劇への報復のため、人類滅亡の壮大なるシナリオを描き上げる。この美しきモンスターを演じるのは玉木宏。『ただ、君を愛してる』やドラマ「のだめカンタービレ」など、これまで好青年を演じてきた彼が、手塚治虫史上屈指の怜悧で美しい圧倒的ダークヒーローに挑む。エリート銀行員は表の顔。天才的頭脳と、類まれなる美貌を武器に凶悪犯罪を鮮やかに遂行していく姿は、悪魔にも堕天使にも思える。
そして、事件の生き残りのもう一人、賀来裕太郎。結城と魂の絆で結ばれている神父・賀来を演じるのは山田孝之。『クローズ ZERO㈼』や『鴨川ホルモー』など話題作を連打している山田が、善と悪の狭間で苦悩する神父役を静かに熱演。光と影のように寄り添う対照的なふたりの個性が起こす化学反応も見どころのひとつだ。
その他、脇の俳優陣にも豪華な顔ぶれがそろった。凶悪犯罪を追う敏腕刑事・沢木和之役に、『ローグ アサシン』などで今や国際派スターとしても活躍する石橋凌。謎に包まれたかつての事件を追い続ける新聞記者・牧野京子役に『解夏』や「はだしのゲン」の石田ゆり子、そして政治家・松尾の秘書に『L change the WorLd』や『花より男子ファイナル』の鶴見辰吾。また、『ROOKIES -卒業-』の山本裕典や、『魔法遣いに大切なこと』の山下リオなどのフレッシュなメンバーの好演にも注目。メガホンをとったのは、「女王の教室」や「野ブタ。をプロデュース」などテーマ性の高い大ヒット人気ドラマを手掛け、今、最も次回作が待たれる監督、岩本仁志。『DEATH NOTE デスノート』シリーズの大石哲也の脚本を、流麗かつ縦横無尽なカメラワークで撮り上げ、超ド級のエンタテインメント作品に仕上げている。





STORY
世界を変えるのは、破壊か、祈りか。MWを手にした者が運命を選べる。

「MW -ムウ-」という名の闇が生み落とした光と影。善と悪。そして生と死・・・。
運命に翻弄された2人の壮絶なる闘いが、いま始まる—。

16年前に“沖之真船島”で、一夜にして島民全員が虐殺されるという事件が発生。この惨事は政府によって闇に葬むられるが、そこには奇跡的に助かったふたりの少年の存在があった。やがて2人はそれぞれの宿命を背負い、片方は神父へ、そしてもう片方は美しきモンスターへと成長する——。
賀来裕太郎(山田孝之)は神父として神に仕え、迷える人々を救済しながら生きていた。自らの受難の記憶をも克服しようともがきながら。一方結城美智雄(玉木宏)は、島を滅ぼした事件の謎を追い続け、背後に蠢く巨悪と対峙するため、闇へと堕ちた——。エリート外資銀行員は表の顔。彼は完璧な容姿と明晰な頭脳、危うい魅力で人々を翻弄し、自らの運命を狂わせた惨劇への報復のため、そこに関係した者たちへの制裁を冷徹に重ねていた。2人を取り巻く環境は全く違うが、島での事件を生き延びた2人きりの生存者である彼らは、深い魂の絆で結ばれていた。
16年前の事件の後遺症に蝕まれている結城は、時折激しい発作に襲われる。彼は自分に残された時間が少ないことを悟り、命尽きる前に復讐を果たそうと、ターゲットを見定め次々と制裁を敢行していく。賀来は結城の犯行を阻止し、その魂を救おうとしながらも、毎回彼に翻弄され、自らも地獄へと引きずりこまれてしまう。賀来は結城の犯罪に荷担する度に懺悔を繰り返すが、結城の悪行はますますエスカレートしていくばかりだ。日々苦悩する賀来は、ある日、町中で倒れた結城を介護しながら、この復讐劇を終わらせるべく彼の息の根を止めようとナイフをかざす。が、結城に、そのナイフを振り下ろすことができない…。
度重なる冷酷な犯罪を不審に思う敏腕刑事・沢木和之(石橋凌)は、結城が事件に関与しているのではないかと目をつけ始める。だが、結城の巧妙な犯罪手口にはまったくほころびがなく、毎回苦汁を飲まされ続ける。挙げ句の果てに、沢木と共に捜査にあたっていた部下の橘刑事まで、結城が仕掛けた罠にはめられてしまう。その頃、新聞記者の牧野京子(石田ゆり子)は、連続する犯罪の被害者が、すべて“沖之真船島”の出身者であり、その事件の裏に16年前の事件が絡んでいることを突き止める。やがて京子は、同じ事件を取材している最中に命を落とした先輩記者の手帳を入手し、遂に結城と賀来のもとへやってくる。そこで、結城たちが目にしたのは、事件の謎を紐解く鍵となる「MW -ムウ-」という単語。
結城の最後の復讐劇の幕は切って落とされた。果たして“MW -ムウ-”とは何なのか?賀来に、結城の暴走を止めることができるのか。事件の真相、結城の真の目的とは。真の地獄を背負わされたとき、人はそれでも心を失わずにいられるのか—。
復讐か。許しか。あなたが選ぶ“正義”はどちらだ。

7/4(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー


MW -ムウ-

(C) 2009 MW PRODUCTION COMMITTEE

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