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グッドナイト&グッドラック

Good Night, And Good Luck
2005/アメリカ/93分
出演:ジョージ・クルーニー デヴィッド・ストラザーン ロバート・ダウニー・jr パトリシア・クラークソン ジェフ・ダニエルズ 
監督:ジョージ・クルーニー
製作総指揮:マーク・バダン/スティーブン・ソダーバーグ
製作:グラント・ヘスロヴ
脚本:ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:スティーヴン・ミリオン

(データベース登録者:ころね

偏差値:46.7 レビューを書く

赤狩りという時代の話。 [42点]

1950年代、アメリカでは共産主義を排除する赤狩りという時代。ごく僅かな繋がりでもあれば、皆は「赤」だと扱い、市民や議員、ハリウッド役者でさえも様々な迫害を受けたという狂気の時代。
その代表格であるマッカーシーに対し、誰もが恐怖している中、堂々と戦う者が居た。彼の名はエドワード・R・マロー、CBCでドキュメンタリー番組「See it Now」のホストを務めている男だった。

アメリカというと、禁酒法などもそうですけど、なんでもやる事が極端だな~っというイメージがありますね。当のこの作品で行われている「赤狩り」もその一つだと思います。
離婚した奥さんが付き合う前にちょっと集会に出ているだけ、しかも、その事を打ち明けたのが別れた後なのに、それだけで「赤」だと見なされるなんて、誰が見てもおかしな事なのに、その可能性を恐れて仕事を降りてしまう同僚がいたりと、当時の狂気っぷりが所々に現れているとな~っと思います。

前編モノクロで、当時のフィルムを使用したり全編に雰囲気がありますが、同時に、当時の知識がないと面白くないだろうな~っと思います。ちょっと大人の映画って感じですねー。

本当の事を言うと、クイズ・ショウを借りようと思ったのに、間違って借りてしまった一本なんですけど、結構渋くて雰囲気の良い映画だと思いました。

2009/06/09 04:38

ころね

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